援交彼女への仕返し②
応募や手続きやらをすっ飛ばして、
お金を得る方法を見つけてしまった
私のパートナー。
常識的な感覚の人
(…と言ったら、私のパートナー側の感覚の方々を傷付けてしまうかもしれないのですが)
は、理解出来ないのではないかなと思います。
ですが、前述のような法的手続きは一切ついて回らない上に、本人の自己肯定感の低さもあって、
「自分が援助交際したところで、傷付く人間などいない」
「むしろお金を払う相手が、自分の存在が価値あるものだと認めているような気がする」
そんな心理状態であったようです。
「貞操は自分の愛する人のために守るものだ」「知らない人とsexするなんて気持ち悪い」
こんな意見もあるかもしれません。
ですが、このような類の感覚については、私も夜職に携わる間に薄れてしまったのですが(以前は上記の価値観でした)、
援交が出来るタイプの人は、「身体はすり減らないので誰とでも寝ることが出来るが、心は絶対に開かない許さない」、そういう人種なのかなと思います。
私の好きな漫画に「ヒメゴト」という作品があります。
「心を許さない」
「性欲処理は誰でも代替がきくが友達は絶対に代わりがいない」
…というプライドやポリシーを持つタイプの登場人物(誰かはぜひ読んでみてください)を、大変繊細に描いているので、ダイバーシティへの知見を広げる1冊としておススメです。
…さて、何故パートナーの援交を私が知ってしまったかと言うと、忘れもしない。痴話喧嘩から発展した本人からの暴露でした。
渋谷の109からマクドナルドへ移動し、歯茎から血が滲むほど殺意を噛み殺した、苦い思い出です(笑)
自分のパートナーが、援交をしている。この感覚は、実際に体験しないと分からないかもしれません。
裏切られたような、恐怖の一面を見せつけられたような……激しい感情と底のない虚無の渦に飲み込まれた気分でした。
うっかり自殺してしまいたいと思ったのは、これが2度目だった気がします。
③へ続く