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枕元に

図書コーナー作った!

ストレッチや歌や声についての本は集めていたけど、物語の本は全て実家に置いてきてしまっていた。

小中学生の頃にはまり、一度手放してしまった恒川光太郎さんの本を再び集めている。

ツイキャスで好きな本の話になり、私の好きな作家さんは誰だったっけ、、、と考えてみたら10年前に熱中していた思い出が蘇り、止まらなかった。

主人公が行く末を見届けるまで本をめくり続けたくなるような、世界に気がつくと入り込んでしまう感じ。

日本の妖怪や神、昔からの伝承、得体の知れないもの、、、人間ではなくその世界観自体が本当の主人公のようにも思えてくる作品が多い。

人間の弱さや身勝手さ、不条理な出来事に胸が痛くなるシーンも出てくるのだが、不思議とどの物語にも懐かしさを感じる。

読み終わった後にはもう戻れない寂しさと懐かしさが残る。子供の頃の夏休みみたいな。

「幻想的」という言葉がぴったりな作家さんです。




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