おとぎ話のような 夢の中で
少年は 瞳を閉じる
広がるオーロラ見上げ 指をさして
切り裂いた 光のカーテン

ありもしない幻想が ずっと僕に 呼びかけ続けている
君が生まれた時 僕と生まれたメロディー 唄おう

魔法のような 時の中で
描いた未来を もう一度 広げてみよう
溢れ出した涙が いま
飾った装飾を 一つずつ塗り替えていく

数えたらキリがないくらいに 破り捨てた
僕からの メッセージと地図
夜と朝を繰り返し 少しずつ
忘れていった 交わした約束

涙が零れ落ちる前に そっとくちづけしよう
醒めない夢の途中 君と唄ったメロディー ほら

魔法のような 世界の中で
描いた夢を照らしながら 星は廻る
色褪せない心が いま
放った光が 僕に教えてくれてる

十年経って まだ消えない
想いがきっと 僕を創っていて
曖昧だって構わないさ
夜の向こうへ 星空を越えて
今すぐ迎えにいくよ

魔法のような 時の中で
描いた未来を 一つずつなぞってみたら
ここがきっと スタート地点
辿った先には 何が待っているのかな