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永遠のテンポエムチャイルド クリスマス編その1

もうすぐクリスマスですよね。
(原文は私のブログに掲載したもので

毎年クリスマスの時期には

ファンタシックなのものにしていました。)


クリスマスになると何となく

ロマンチックになりませんか。

今年のクリスマスは

ブログ小説を書いてみました。


拙作ですが

読んでいただけたら、、、、、


ふとしたことで出会った

十詞子と悟は

十詞子の積極的な

作戦で付き合うことになります。


「山高ければ谷深し」

の言葉通り

お互いの思いが深ければ深いほど

お互いを思いやる思いも高いのです。


相手のことを気遣うあまり

分かれてしまいます。


しかし分かれても

思い合う心は

より深いのものに

なって行きます。


出会ってから

17年

分かれてから11年後の

クリスマスのイブイブの夜も

十詞子は

仕事に追われ

プレゼンの資料を作るために

部下と共に

残業しました。


やっと仕事が終わって

部下と簡単な食事をした後

帰宅した十詞子は

お風呂も入らず

歯を磨いて

化粧を落とした後

ベッドに入ります。


ベッドに入る前に

いつものように

15年前の十詞子と悟の

写真を見て

「おやすみ」と言って

寝入りに入りました。


疲れのために

すぐに寝入った

十詞子は

夢を見ます。


「起きて

起きて

早くいそぎゃなきゃ

遅れてしまうよ」

と言う声で

起こされてしまいます。


ふと目が覚めると

周りは明るく

赤いカーテンが

見えました。


前には

女性が

白い服装で

背中に羽のようなものをつけて

手には

星が先についている

きらきら輝く

棒を持って立っていました。


十詞子:

敬子

敬子じゃないの

どうしたの

その格好は

朝早くに

どこから入ったの

(女性は妖精で敬子にソックリだったのです。)


妖精:

私は敬子じゃないの


十詞子:

何 言ってんの

あなたは敬子でしょう


妖精:

私は

天使 妖精よ


十詞子:

陽性?

何に陽性なの

ツベルクリンでも陽性になったの


妖精:

その陽性じゃなくて

妖精よ

妖怪の妖に

精神の精よ


十詞子:

えー

敬子は

妖怪だったの


妖精:

妖怪じゃないの

それに敬子じゃないし

私は天使なの


十詞子:

敬子は

天津甘栗なの


妖精:

わざと言っているでしょう

そんなに意地悪言うのなら

もう悟に合わせてあげないから

(十詞子は

がばっと飛び起き敬子に似た

妖精に詰め寄りながら)


十詞子:

それをもっと早く言ってよ

悟に会わせてくれるの

もう17年も会っていないけど

悟に会わせて!!

(十詩子には

夢の中のように感じるので

何か積極的です。

現実なら

そんなことは

絶対に言えないと思います。)


妖精:おちついてよ


十詞子:

落ち着いてなんかいられないわ

どんな風に会わせてくれるの


妖精:

大丈夫

神様がね

十詞子は一途だから

悟に合わせてあげなさいと

言って

私に会わせる様に言ったの

私は

魔法が使えるから

会わせてあげるわ

今日はクリスマスイブだし


十詞子:

えー

神様は私の心を

知っているの


妖精:

神様は何でもお見通し

十詞子の一途な

願いを

一夜だけでも

かなえてあげるように

私に指図したの


十詞子:

神様は分かっているんだ

でも一夜だけなの

それでもいいわ

早く会いたいの

どうすればいいの


妖精:

まずは身支度をして

ドレスアップするのよ


十詞子:

それって私がするの

魔法かなんかで

パーと一瞬にして

シンデレラのような

豪華な衣装にならないの


妖精:

経費の関係でそれは今日はちょっと無理みたい


十詞子:

妖精の世界も大変なんだ


十詞子:

こんな服でいいかな


妖精:

地味ね

もうちょっと派手なのないの

悟と会うのよ

もうちょっと派手でないと


十詞子:

派手なの少ないのよね

昔の服でいいかしら


妖精:

昔のほうがいいのよ

そんなことを言いながら


ピンクのワンピースに

赤のカーディガンを選びました。

十詞子は派手でちょっと恥ずかしかったけど

妖精がこれが良いというので

着てみました。

(と言うわけで

十詞子は

顔を洗って

服を着替えて

簡単な朝食を用意します。)

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