仕事でのミスを減らすにはどうすればいいか?
ミスをしない人間はいない。
けれど、ミスをし続けて許される人も少ないと思います。
ミスを減らすのに大切なのは「自己洞察力」だそう。
みなさん、自己洞察力って聞いたことありますか?
一言でいうと、自分の状態を把握する力、ですね。
なぜ、自己洞察力が大切なのかというと、自己洞察力が高いと、自分のコンディションの把握がうまくなるから。
ミスの原因として挙げられるものに、脳疲労があります。
ミスを繰り返す人は、そういった自分の状態を見誤り、対策を立てられないのです。
実際は睡眠不足で、脳疲労が蓄積しているにも関わらず、自分は元気だと誤認してしまう。
人間のミスと注意力などの脳機能は密接な関係がありますし、肉体的な疲労も反応の遅れなどに繋がります。
そのため、脳疲労が明らかで、注意力が落ちているのに、それに気づかず対策ができなければ無防備にミスをしてしまうのです。
逆に、自己洞察力が高ければ、自分の状態に合わせて適切な対策を立てます。
例えば、脳疲労が強ければ、無理に難しい案件には手をつけず、一度昼寝をしてリフレッシュをしてから作業を始めるとか。
そういった対策を立てて実行するのに、そもそも自分の状態を把握する必要があるわけです。
自己洞察力なんて言われなくても、自分のことは自分が1番わかると思う人もいるかと思います。
しかし、自分の状態を正確に把握するというのはなかなかに難しいことだそうです。
特に、先に挙げた、脳疲労が蓄積している人は、自己洞察力も低下するそうです。
つまり、脳疲労に気づかなければいけない人は、特に脳疲労に気づきにくいということです。
なんという皮肉でしょうか。
なので、ミスを減らしたければ、元気なときから自己洞察力を高める練習をしておく必要があります。
自己洞察力を高める練習として、簡単にできてよい方法として、日記を書くということがあります。
1日を振り返り、自分の状態がどうで、どのようなことがあったのかを書いていくのです。
日記を書いたことがなくて、何を書けばいいかわからなければ、その日にあった悪かったこと3つとその日にあったよかったこと3つを書くだけでもいいそうです。
それぞれ、3行ずつの日記を書くだけで、自己洞察力を磨けて、ミスを減らせるならお得ですよね。
ぜひ、ミスを減らしたい人は日記を始めてみてください。