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鉄旅その④ -青い森鉄道とJR大湊線-

4月に初めて青森県を訪れてから半年も経たないうちに、2度目の機会が巡ってきました。たまたま友人2人が青森で会うというので、私にも声がかかったのです。行ったばかりなので迷いましたが、前回は太平洋側。次に行くなら日本海側を走る五能線に乗りたいと思っていたので、その機会がちょっと早く巡ってきたのだと思い、早速「リゾートしらかみ」の海側A席を申込み、運よく取れたので、2泊3日で2度目の青森に行くことになりました。

1日目:東京からは新幹線で八戸まで。青い森鉄道に乗り換え、野辺地駅でJR大湊線に。終点大湊駅までは約1時間、15分後に折り返し運転です。開札を出たら既に海側の窓際席を確保しようと意気込む?乗客の列。私も慌てて列に並んだので、駅舎から外を見るのを忘れてしまいました…。(行きはボックス席が埋まっていたので、帰りは海側窓際に座るぞと意気込んでいたのは私だったようです笑)。

JR大湊線の終点


野辺地駅まで戻り、再び青い森鉄道に乗り換えて青森駅まで。東京駅を8時48分に出て青森駅に16時17分到着。まあまあ長い時間電車に揺られていたことになります。
JRにも青い森鉄道にも乗れる青森県内1日フリーパスを使ったので、4700円程かかるところが2500円程に。お得でした。因みにフリーパスはJR側でしか購入できません。

青い森鉄道は、単に青森県の「青」と「森」を取っただけの名前なのだと思っていたら、その名の通り、ひたすら青々とした森の中を走りました。「青森県」、なるほど。
JR大湊線は下北半島の陸奥湾側を走ります。有戸(ありと)駅と吹越(ふっこし)駅の間は、列車が海岸線近くを走るお楽しみ区間です。
それにしても動く電車から写真を撮るのはとても難しい…。何とか撮れたのがこの3枚。

陸奥湾。左端に小さく風車が
河口付近
太陽がキラキラ反射

そして、ちょうどJRE「大人の休日俱楽部」の東北フリーパス乗車期間と重なっていたせいか、会員と思しき旅行者がたくさん(私も入れる年なのですが)。当然住民も乗る列車なので、車内はなかなかの混雑。席取り合戦もさることながら、お菓子でもつまみつつ静かに景色を眺める旅を想像していた私としては、正直若干興ざめではありました。
JR大湊線に乗ったのは午後。陸奥湾側は西陽が強く、近くの人が眩しそうにしているのを無視はできずにカーテンを閉めることにしました。私はカーテンの下に潜り込み、日差しを浴びながらしぶとく景色を目に焼き付けたのでした。(実際、焼けたのは私の顔だったかもしれません…。)
大湊線に乗るのなら午前中がおススメです。

青い森鉄道は、野辺地駅から青森駅の間は右側が海側。迂闊にも青森駅まであと20分ほどのところからウトウトしてしまいましたが、陽が傾き始めた陸奥湾の眺めは風情がありました。
青森での食事はホタテ三昧。ご馳走様でした。

ホタテフライ定食@お食事処おさない(行列!)
ホタテの味噌焼き
ホタテづくし定食@アスパム8階西むら

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