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情報を得ない暮らし方

情報のミニマリストはありだろうか。いろんな情報をシャットダウンして生きている。ニュースも細かくは見ないし、snsもほとんど見ない。何も持たないのが心地よい。

大人だったら世の中の情報をしっかりと熟知して…なんて常識が目の前をちらつくけれど、そこはあえて逆を行く。

心も頭も空っぽにして、たまに目につく情報や、たまたま近くに寄ってきた縁だけを大切にする。本当に仲良くしたい人とだけ繋がってみる。一瞬だけ交差する人との空気を感じてみる。気になるニュースとだけじっくり向き合ってみる。

「友達たくさん・知り合いたくさん・情報たくさん」も豊かで素晴らしい。それが楽しくて調子が良い人はどんどんそれを深めていけばいい。わたしみたいにすぐ頭の中がいっぱいになって気分が悪くなってしまうタイプの人は、ぜひ頭の中を空っぽにする習慣をおすすめしたい。

向かいたいところへすぐに飛んでいける瞬発力と、静かな心で判断する力と、自然や空気を感じる力と、いろんなものが研ぎ澄まされていく。

何より自分らしい時間が過ごせている満足がある。
大好きなモノで心を満たすことも簡単だ。悲しい時は思いっきり深くまで潜って、そしてまた地上に現れる。

モノの断捨離が推奨される中で、情報の断捨離もまた豊かな暮らしのひとつかもしれない。

おわり

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