陽はまた昇る
最後の夜にそっと燃やした写真に
残した涙は昨日までに犯した罪
償いきれぬ想いを胸に
タバコにそっと火をつける
忘れたものは何一つない
全てを抱え明日を待つ
このドアの向こうに果てしなく続く道は
失くした何かを探し求めるための道
打ちつけられた真夏の雨に
淡い思い出が交差する
明日になればまた日は昇る
そしたら僕は旅に出る
☆
背負ったものは決して重くない
旅に出る 僕は旅に出る
悲しみはいずれ快楽に変わるだろう
喜びは地獄への甘い罠
誰しもみんな偉いわけじゃない
仲間を探し求めてる
待ち受ける孤独
切り捨てる未来
拾いきれぬ過去は導火線
探していたものはすぐ傍にある
さすらえば、旅に出れば見つかる筈
渚に消えたボートに乗れず
真夏の雨は過ぎていく
明日になればまた日は昇る
そしたら僕は旅に出る
望んだものは決して遠くない
旅に出る 僕は旅に出る
☆repeat
2000年/3rd ALBUM 「Nagata Rock!」収録
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