知らなかった!虫歯は痛くない!痛くなったときにはもう遅い!?
おはようございます。Yusukeです。
さて、
虫歯になっても痛くない理由。知らない間に虫歯になってしまいすでに進行している可能性がある事を学んでもらいます。痛みが出た時には神経を抜かなければならない。神経抜くとどうなるのか。をこの後ご説明させていただきます。
さあ、早速ですが上に歯の断面図を載せました。
あまり聞きなれない単語、なんとなく聞いたことのある単語があるのではないでしょうか。一つずつ役割や特徴をお話しします。
エナメル質:
歯の一番外側を覆っている目に見える表面の硬い層。 エナメル質は人間の体の中で最も硬い組織です。この層までの虫歯ならまだ治療の必要性はない可能性があります。 大部分はミネラルで構成されています。
象牙質:
エナメル質の内側にあり、歯の本体を形作っている部分。 象牙質は硬組織の成分である無機質(ハイドロキシアパタイト)が70パーセントで、残りはコラーゲンなどの軟組織でできており、弾力性や柔軟性をもつので、エナメル質の衝撃などによる破折を防ぐことができます。この層まで虫歯が進むと進行速度が早くなります。
歯髄:
よく皆さんが神経と呼んでいる所です。正確には歯髄と呼び、神経だけでなく、血管も含まれています。もちろん神経が含まれていますので、麻酔なしに触れると激痛です。
歯根膜:
歯を支える歯槽骨と歯の間にあり、歯と歯槽骨を強固に結びつけています。 歯根膜には触覚や痛覚といった感覚があるので、噛んだ時の硬さや微妙な感触、刺激を感知して脳に伝えます。 この感覚はとても鋭敏なもので、髪の毛一本でもすぐにわかる程です。
歯槽骨:
歯(の根)がはまり込む顎骨の穴をいい、歯槽骨はそれを構成している骨のこと。 歯槽骨によって歯は支えられています。
もうすでに気が付いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そうなんです。歯髄まで虫歯が到達しないと痛みは出ません。
逆に歯髄にまで虫歯が達し、痛みが出た場合は神経を抜かなければならない可能性があります。これを歯科用語で「抜髄」といいます。
抜髄をするとその歯の寿命はかなり減ります。
何でかというと、歯髄という部分には血管が含まれています。血液の供給があることによって歯は栄養を受け取る事ができます。血液の供給がなくなってしまうとそこは身体からしたら異物となってしまいます。
となるとただの物質と認定されてしまい、噛む力に対抗する元気がなくなります。なので割れてしまったりするのです。
なるべく、抜髄は行いたくないですよね。
若い内から入れ歯を入れたいですか?
永久に使えることができるかも分からないインプラントを入れたいですか?
嫌であれば毎日歯磨きをし、虫歯があるかどうかわからなくても、痛くなくても歯医者には3ヶ月に一回、少なくとも半年に一回は検診にいきレントゲンの撮影をしてもらうべきです。
エナメル質に留まる虫歯であれば、さほど進行は早くないです。
象牙質に達してしまうと進行は早まります。
特に子供はなおさらです。
できたての歯は大人の歯と比べて強度がないからです。
歯科医院はどこでもいいです。近くの通いやすいところでいいのでなるべく行くようにしましょう。虫歯が見つかったら必ず予約して治療をしてもらってください。
もう今の時代虫歯ができることはしょうが無いことではないんです。ご自身の習慣のせいなんです。
歯医者に行くのはとても勇気がいるのは重々承知です。
ただ行動するかどうかでこの先一生が変わります。
自分が嫌ならせめて子供だけは行く習慣を付けてあげてください。
無限の可能性を秘めた子供たちを大切にしましょう。
次回は虫歯になるメカニズムについての記事を書こうと思います。
今後は食事や姿勢にまで手を出していきます。
では、今日も一日健康に過ごしましょう!
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