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【SNS運用担当者必見】SNSトレンド&アップデート情報集 2025年2月号 ~XのGrok動向やInstagramのリール新機能なども!

メンバーズグッドコミュニケーションズカンパニーが発信する「SNSトレンド&アップデート情報集」では、SNS運用に役立つトレンドやニュースなどを毎月お届けします!

皆さまのSNSマーケティング活動のヒントとしてぜひお役立てください。


【1】主要SNSトレンド情報(X、Instagram、Facebook、LINE、mixi2)

2024年11月~12月の主要プラットフォームのアップデート情報・ニュースの中から、X(旧Twitter)、Instagram、Facebook、LINE、mixi2関連の情報をピックアップしてご紹介します。


①X:「Grok」のAIチャットボットや画像生成機能を全ユーザーが利用可能に

2024年12月9日、X(旧Twitter)は生成AI「Grok 2」を全ユーザーに無料開放しました。これまで「Grok 2」はプレミアム会員向けの機能でしたが、AIを活用したチャットボットや画像生成などが利用可能になりました。

ただし、X無料ユーザーの場合は利用制限があり、チャットへのプロンプト入力は2時間ごとに10回まで、画像生成は1日3点までとなっています。

また、プレミアム会員向けには画像生成AI「Aurora」が追加されましたが、12月16日にはこちらも無料開放されています(無料ユーザーは同じく利用制限あり)。「Aurora」は写真のようにリアルな画像生成が特徴です。

【Point】
X無料ユーザーは利用制限があるものの、XのさまざまなAIを気軽に活用できるようになったことでXの楽しみ方が広がっています。

参考:https://x.com/xai/status/1866224902711411050


②Instagram:既存フォロワー以外に共有できる新機能「トライアルリール」を発表

2024年12月10日、Instagramは新機能「トライアルリール」を発表しました。この機能はリール作成時に「トライアル」をオンにすることで、フォロワー以外のユーザーにのみリールを共有することができます。トライアルリールの動画はプロフィールには表示されず、フォロワーのフィードやリールタブにも表示されません。

トライアルリールは、フォロワーに投稿をシェアする前にコンテンツが共感を得られるかどうかを確認したいというクリエイターの声から生まれた機能です。テスト版を利用したクリエイターからは、新しいコンテンツが新規層や既存のフォロワーから好評を得られたという事例も見られています。

トライアルリールのイメージ画像画像出典:https://creators.instagram.com/blog/instagram-trial-reels?locale=ja_JP

【Point】
トライアルリールを活用することで、クリエイターは既存フォロワーからの反応を気にすることなく、新しいコンテンツを気軽に投稿することができます。また、既存フォロワー以外のユーザーに事前にコンテンツを共有し、反応を見るという試験的な検証や活用も可能になります。

参考:https://creators.instagram.com/blog/instagram-trial-reels?locale=ja_JP


③Facebook:主要指標を「閲覧数」に変更

2024年11月14日、Meta社はFacebookの主要指標を「閲覧数」とすることを発表しました。変更対象はFacebook上の指標であり、ストーリーズとフィード投稿の「インプレッション」とリール動画の「再生数」が「閲覧数」に置き換えられました。

この指標は2024年8月にInstagramでアップデートされた指標と対応しており、FacebookとInstagramが共通の方法で計算されます。全コンテンツタイプを対象とした単一の指標となったことで、FacebookやInstagramの運用者としては今までよりも簡易的に数値計測・分析が可能となりました。

「閲覧数」表示のイメージ画像
画像出典:https://creators.facebook.com/introducing-views-to-simplify-content

【Point】
「閲覧数」の計算方法の変更はほぼありません。しかし、リール動画の「リプレイ数」のみ指標が削除されており、運用者はその点を念頭に入れた分析を行う必要があります。

参考:https://creators.facebook.com/introducing-views-to-simplify-content


④LINE:「チャットProオプション」をリリース

2024年12月2日、LINEは2025年3月4日からLINE公式アカウント「チャットProオプション」を提供予定と発表しました。「チャットProオプション」は月3,000円(税別)で従来のチャット機能に加えて、ビジネス面で役に立つ「保存データの拡張」「チャット管理」「運用効率化」といった高度な機能が提供される予定です。

「チャットProオプション」に加入しない場合でも基本的な機能は引き続き無料で利用可能ですが、一部変更が加わります(左が現在、右がチャットProオプションリリース後)。

  • チャット履歴の保存期間:1年間 → 6か月

  • チャット履歴のバックアップ:可能 → 不可

  • チャットタグの作成数・付与数:作成200個、付与/各チャットルーム10個 → 作成5個、付与/各チャットルーム1個

  • ノートの作成数:各チャットルーム10,000件 → 各チャットルーム1件

すでに作成・付与済みのチャットタグ、ノートに関してはそのまま利用可能です。なお、内容はリリースまでに変更になる場合があるとのことです。

「チャットProオプション」の機能概要
画像出典:https://www.lycbiz.com/jp/news/line-official-account/20241202/

【Point】
チャット履歴やチャットタグ、ノートなどを活用しているアカウントは使用範囲が限られてしまうため、LINE運用への影響が大きいと考えられます。

参考:https://www.lycbiz.com/jp/news/line-official-account/20241202/


⑤mixi2:MIXI、完全招待制SNS「mixi2」をリリース

2024年12月16日、MIXIは完全招待制SNS「mixi2」の提供を開始しました。

「mixi2」は「今を共有でき、すぐ集える」というコンセプトのSNSとなっており、日常を手軽に投稿でき、仲が良い人たちとより蜜なコミュニケーションを楽しめます。「mixi2」ならではの機能として以下3つが挙げられます。

①コミュニティ
初代mixiでも人気を獲得していた機能です。共通の趣味や興味をもったユーザーが集まり、投稿・会話できる場所を作成できます。

②エモテキ(エモーショナルテキスト)
文字を大きくしたり、跳ねさせたりと文字に動きを加えることができます。

③リアクション機能
投稿に対して様々な絵文字で反応できます。「ありがと」や「推」などアイコンが豊富でその時の感情を簡単に表現できます。

2024年12月時点で登録者数は120万人を突破
画像出典:https://mixi.co.jp/news/2024/1223/37672/

【Point】
企業のコミュニティを作成し「ファンコミュニティ」を作ることで、ブランドに対する消費者・利用者の意見収集に活用できます。
※18歳未満の利用は禁止されています。

参考:https://mixi.co.jp/news/2024/1223/37672/


【2】今月のおすすめ note記事

メンバーズグッドコミュニケーションズカンパニーのnoteでは「SNSトレンド&アップデート情報集」の他にもSNSマーケティングなどに関するお役立ち記事を発信しています。以下は直近のおすすめ記事です。


おわりに

「SNSトレンド&アップデート情報集」2月号をお届けいたしました!

メンバーズグッドコミュニケーションズカンパニーでは「コミュニケーションの力で、心豊かな社会を創る」をミッションとし、お客様基点のデジタルマーケティング支援を行っております。SNS運用のコンサルティング、運用内製化、ソーシャルリスニング、クリエイティブ制作をはじめ、まずはお気軽にご相談ください。

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