現場に出続けるリーダーへ。疲弊する日々から抜け出すために必要なこと
介護職のリーダーのみなさん、本当にお疲れ様です。毎日、精神的にも肉体的にも疲れが溜まっているのではないでしょうか。
忙しい現場の中で、人手が足りず、リーダーであるあなたも他のスタッフと同じように現場で働く日々…。それどころか、現場で誰かが足りない時には、その穴を埋めるために出勤することも多いですよね。休む間もなく働き続けている、そんな声をよく耳にします。
それだけではありません。リーダーの仕事は本当に多岐にわたりますよね。事務作業に会議、人間関係の調整、利用者からの苦情対応…。こうして挙げてみるだけでも、ため息が出そうです。
でも、このままのやり方を続けていると、明日も、1週間後も、1年後も、状況は何一つ変わらないかもしれません。
今の厳しい人材不足の状況では、あなたの代わりにリーダー業務をこなせるような優秀なスタッフがすぐに見つかるとは限りません。それに、あなたの頑張りすぎる姿を見て、「自分がリーダーをやろう!」と思ってくれる奇特な同僚も、正直いないかもしれません。
もしそんな人がいるなら、そもそも今のような状態にはなっていないでしょう。
このままでは、頑張りすぎているあなたが倒れてしまう可能性だってあります。では、どうしたらいいのでしょうか?解決策は、たった一つしかありません。
「とにかく、あなたが休むことです。」
えっ?そんなこと無理だって?そう思うかもしれませんね。でも、考えてみてください。あなたが無理をして現場に出続ける限り、周りはそれが当たり前だと思ってしまい、ますますあなたに頼りきりになってしまいます。つまり、状況は変わらないんです。
それは、あなた自身も薄々感じているのではないでしょうか?
そんなリーダーの方に、私が「まずは休んでみませんか?」と提案しても、返ってくるのは決まってこうです。
「いや、この状況で休めるわけがないですよ!」
果たして本当にそうでしょうか?
長くなってしまいましたので、この続きは次回お話ししますね。