職員の心を一つに!経営理念唱和の効果
朝礼や会議の時に、経営理念を唱和することはシンプルですが、スタッフの気持ちを一つにする非常に効果的な方法です。会社に染まるようで抵抗を感じるかもしれませんが、会社に染まることが必要なのです。組織の一員としての意識を持ってもらわなければなりません。中途半端に遠慮していると、大事な場面でひとつになれません。
どのような業界にも必ず競争相手がいます。ライバルに勝つためには、同じ会社の人間が気持ちを一つに揃えなければなりません。経営理念は、会社の存在価値の根幹でもあります。たとえその言葉が抽象的であっても、みんなで声を揃えることで一体感や所属意識が高まります。経営理念を知らない、聞いたことがないというような組織では、一体感が生まれることはありません。
形(行動)を揃えれば、次第に心も揃ってきます。いきなり心を揃えようとしても、なかなか難しいものです。人の心は外から無理やり変えることはできませんが、形(行動)は揃えることができます。ですから、まずは形から入ってみましょう。経営理念をみんなで一緒に唱和するという単純なことですが、このような単純なことの積み重ねこそが大切なのです。抵抗があるかもしれませんが、それを気にしている場合ではありません。次の定例会議から、あるいは明日の朝礼から、早速行動に移してみてください。