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おめでとうの力!誕生日だけじゃない、スタッフへの感謝を伝える日

さて、今回は「おめでとう」に関するお話です。
「おめでとう」という言葉は、介護施設では比較的よく聞かれます。なぜなら、利用者の誕生日をお祝いするからです。ほぼすべての事業所で、「おめでとう」が飛び交っていることでしょう。
しかし、スタッフの誕生日に対して「おめでとう」とお祝いしているか尋ねると、やっていないと答える事業所が殆どです。寂しいですね。
利用者に喜びを与えるばかりでは、スタッフのエネルギーが枯渇してしまいます。たまには、喜びをもらってエネルギーを補充することが必要です。

スタッフ同士はもちろんですが、利用者からスタッフに「おめでとう」を伝える場面があっても良いと思います。受け取るばかりでなく、与えるということがやりがいや生きがいにつながるのですから。
経営者の皆さんも、高価でなくても良いので、ちょっとしたプレゼントを渡し、日頃の仕事への感謝の気持ちと共に「おめでとう」を伝えていただきたいですね。

そして、今回は、誕生日に加えて「入社日」もお祝いしませんかという提案です。「〇〇さんは今日で入社3年目です。おめでとうございます。そして、ありがとうございます」と、皆が集まる朝礼などで伝えるのです。
皆から一斉に「おめでとう!」そして拍手も加わると、さらに盛り上がりますね。入社日を皆でお祝いすることにより、帰属意識や一体感、自己肯定感が高まると同時に、自分自身を振り返る良い機会にもなります。

年数を重ねるごとに、これまでの自分の仕事ぶりと向き合う時間が生まれると思います。成長の節目を意識することは非常に重要です。少なくとも1年に1回、自分の成長を意識する機会がなければ、日々刺激のないままダラダラと過ごしてしまうことになるでしょう。特に、仕事に慣れてきたベテラン職員さんには意識していただきたいポイントです。7年目と8年目の自分の成長や気づきが、どれだけ変化しているか、あるいはほとんど変わっていないのか、このふりかえりの差は大きいですよ。
さあ、スタッフ全員の入社日をカレンダーに書き込み、早速来月から「入社おめでとう!」を始めてみましょう。

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