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仮眠専門ブランドHIRUNEGAO様の展示会にてFocusCalmをご利用いただきました。

こんにちは。GoodBrainです。

2024年9月4日(水)から9月6日(金)の3日間、東京ビックサイトにて脳波デバイスFocusCalmをHIRUNEGAOの加重アイマスクやリラックスネックピローと一緒に体験いただきました。

展示会では、HIRUNEGAOの新商品NELAXを使用した昼寝体験と、脳波デバイスFocusCalmでの脳波測定を同時に行いました。

FocusCalmの詳細はこちら↓

当日、展示会の現地にはGoodBrainの岡林さんに立っていただきました!

岡林さんは、ご自身もGoodBrainデバイスを全般的に活用して日々マインドフルネスに取り組んでいるメンバーの一人です。

各アプリとデバイスの使い方を熟知しているので、数値の見方についてもその場でレクチャーが可能。ご利用いただく企業様も、現場で何かトラブルがあった際、安心です。

脳波デバイスFocusCalmと計測タブレットを持ち込み、その場でリラックス度を計測していただけます。

FocusCalmは頭に装着し、額部分の電極から脳波を取得しますので、他のデバイスに比べて髪型などを崩さずに装着できる点、また、ジェルなどを塗布しなくても良い点は、展示会のようなイベントで活用していただきやすいポイントになるかと思います。

HIRUNEGAO様のご紹介

こちらはHIRUNEGAOを運営する、合同会社FLH梶原則夫代表です。

この度のGoodBrainの取材も快く受けてくださいました。ありがとうございます!

HIRUNEGAOは、会社員や在宅で働いている人が、テーブルの周りで使えるお昼寝グッズを展開する仮眠・お昼寝専門ブランドです。

創業は2019年のコロナ禍真っ只中。

当時「寝具」というとシェアのほとんどを大手メーカーが占めている状況でしたが、その中でもまだ日本では認知度の低かった「昼寝」というカテゴリーに焦点を当て、少しブランドを立ち上げたそうです。

アメリカの研究では、昼寝をすることで業務効率が4〜5倍に上がるなんてデータもあるんだとか。

とはいえども、作業効率を上げる昼寝というのは難しいらしく、20分以上寝てしまうと逆に作業効率が落ちてしまうそうです。その理由として、睡眠の深さには4段階あるそうですが、その3段階目以上に入ると起きるのが難しいとのこと。

その時間的な境目が、おおよそ20分になるのだそうです。

計測開始

早速岡林さんにFocusCalmを装着いただき、HIRUEGAOのアイテムを試してもらいました。

リラックスネックピロー

まずは「リラックスネックピロー」を装着して計測してみました。

こちらは首を温めながらリズミカルに振動するアイテムです。

実は計測前から懸念していた点ですが、脳波デバイスFocusCalmとGoodBrainアプリの掛け合わせにおける「リラックス度」の計測は、計測部位に近い箇所の動きにやや弱い傾向があります。リラックスネックピローはその弱点を刺激するアイテムとなってしまい、リラックス度は11→17と、あまり上がりませんでした。

体感としては、岡林さんも研究員Sも「心地よく、温かさで眠気が誘発される」感じがありました!このあたりはどうしても相性がありますので、ご利用をご検討されている方は、一度試してみてからが良いかと思います。

リラックスネックピロー+加重アイマスク

それでは次に、ここにHIRUNEGAO一番人気アイテム「加重アイマスク」を追加してみましょう。

多くのメディアや著名人にも評価されているこちらの加重アイマスクは、重さ300gとアイマスクにしてはずっしりとしていて、しっかりと遮光性があります。中にはガラスビーズと呼ばれる素材がぎっしりと詰まっており、電子レンジで温めも可能。外のカバーは付け替え可能なため、洗濯が可能です。

視界を遮ると、リラックス度が上がりやすい傾向が見られます。梶原代表曰く、副交感神経が優位になっているのでは?とのことです。

結果、リラックスネックピローと加重アイマスクの組み合わせで、リラックス度が76まで上がりました!


加重アイマスクのみ

「リラックス度80以上を出したい・・・」と岡林さん。我々は普段から使い慣れていることもあり、アイテムの組み合わせ次第でリラックス度80を出せそうだと感じました。

そこで最後は加重アイマスクのみで挑戦。すると・・・

装着後1分もしないうちに、リラックス度を87まで上げることに成功!この後も80台を維持できており、なかなか伝わりづらいリラックスに関する指標の一つとしてわかりやすいことが伝わる様子が撮影できました。

GoodBrainアプリでは、計測終了後集中度とリラックス度のグラフが可視化されます。

「リラックス度」はどのように算出しているのか?

FocusCalm含め、取扱デバイスが算出するデバイス固有の数値は、α波・β波・・・といった「生データ」をもとに、各メーカーが独自に算出している数値となります。

各社から計算式は公開されておりませんが、FocusCalmは生データも取得が可能であり、推測するに「α波がリラックスに関与している」という一般的な理論はベースに採用されており、そこから機械学習などで主観評価と数値を結びつけているようです。

なお、今回利用していただいたFocusCalmとGoodbrainアプリの組み合わせでは、生データのCSV書き出しが可能となっております。

また、今年の夏にリリースされたGoodBrainviewerを使用すれば、下記のように状態指数・周波数・生波形のグラフも取得可能です。

状態指数

周波数

※ 跳ねているところはアイテムを装着した部分で、ノイズになります。

生波形

※ 周波数と同じく、跳ねているところはアイテムを装着した部分で、ノイズの扱いになります。

より厳密な比較や実証実験を行いたい場合は、GoodBrainのメンバーが実験構築の段階からサポートに入るプランもございます。詳しくは公式サイトお問い合わせ窓口よりお問い合わせください。

梶原代表にいい点と悪い点を聞いてみた!

今回展示会でFocusCalmとGoodBrainアプリをご利用いただいた梶原さんに、GoodBrainの脳波デバイスと計測アプリを展示会に利用してみて、よかった点を聞いてみました。

「ウェアラブル機器というと、心拍数や血中酸素濃度を測るものはよく見かけますが、脳波をこんなに簡単に取得し、即時的に可視化できるデバイスはまだまだ見かけません。指標で評価しづらい「リラックス」という価値を、このように数値で見えるようにできるのは、リラックスを提供するアイテムを取り扱う側からすると、とてもありがたいです」(梶原代表)

一方で、敢えて「もっとこうなったらいいな、と思う点についても、聞いてみました!

「今のFocusCalmだと、状態指数としてはリラックス度と集中度の2指標のみなので、もう少し指標の数が増えると、使える場面が増えそうですね」(梶原代表)

とのことでした。貴重な機会とご意見をありがとうございました!


GoodBrainでは、リラックスや集中をテーマとしたアイテムの展示会や体験会で、その効果測定の指標の一つとして、脳波デバイスをご活用いただくご提案をしております。レンタル(※台数や期間に限りがございます)、購入共に対応しておりますので、ぜひお気軽にご連絡くださいませ。



こちらの内容は、下記の動画でもご確認いただけます。


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