ビジネスシーンにも合う気品を携えた多機能ペン。
どうも、Gです。
今回は、僕が愛してやまない多機能ペンについて綴ります。
1904年創業の老舗文房具店、伊東屋。デザイン・機能性共に質の高い伊東屋オリジナル文房具も販売しています。
今回ご紹介するロメオNo.4も、多機能ペンとして完成度が高く、僕のお気に入りです。
ボールペン3色とシャーペンの4 in 1で、その分軸径が太くなりがちなイメージですが、こちらの軸径は10mm。
定番のジェットストリーム4&1が13.7mmですから、多機能ペンとしてはかなり細い。単色のボールペン並みの軸径です。
これだけ細い軸径を実現できる理由は、振り子式機構を採用しているからでしょう。
No.4には各色のノックボタンは無く、代わりに軸に『red』等と表示されています。自分の使いたい色の表示を真上にしてノックすることで、その色のリフィルが出てくる仕組みです。
例えば、赤の表示の対角線上に赤の芯が配置されており、赤の表示が上向きになると、赤の芯は下になる。重りとなる部品がノックボタンに接続されており、重力で重りが下に落ち、下になった赤の芯がノックで繰り出される、という機構です。
(わかりにくい説明で申し訳ありません…)
慣れてきたら直感で操作できますが、最初は戸惑います。ただこういうちょっと凝った機構はロマンがありますよね。
軸は真鍮製で共通ですが、カーボン・黒レザー・茶レザー・クロコ型押しレザーの4種類のグリップがあり、僕はカーボンを選びました。
ツヤテカのカーボングリップと、ツヤを抑えた黒塗装の真鍮軸、そして中央のロメオNo.4のロゴが相まって、独特の存在感を放っています。
振り子式のペンはノックボタンが長い印象があります。こちらも結構長め。詳しくはわかりませんが、機構的に長めにしないといけないみたいですね。
多機能ペンはペン先がガタつくイメージがありますが、書いてみた感想としてこちらは他の物と比べ、全くガタつかないわけではないですが、かなり抑えられています。
口金が短い為、ペン先の視界はやや悪いですが、普段使いするには問題ないレベルだと思います。
太くてノックレバーがいくつもあって煩雑になりがちな多機能ペンですが、ロメオNo.4はスッキリしたスタイルで見た目もオシャレ、高級感もあってペンケースを華やかに彩ってくれる素晴らしいペンです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それではまた次回。