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ENTJの生き方

もしかしたら、今日が人生の転機となる日になるかもしれない。

今日は、一日で色々な感情を抱いたちょっと忙しい日だった。

まず一つ目の感情。それは喜び。
半年前、大事な大事な絶対になくしてはいけないものをなくしてしまった。
隠そうと思えば隠すことはできるが、なんとなく罪悪感を抱えていた。
ふとした時に思い出すそれがとてもストレスだった。
しかし、それから解放された。
悩みの種が一つ減った。とっても嬉しい。

そして、二つ目の感情。それは悲しみ。
なんとなく同情してもらいたい気分で友人と話をしていた。
(本来はこんなこと望まないほうがいいのは分かっている。)
でもMBTIでいったら対極である友人。
本当に気が合わない。
(同情してほしいなって魂胆で話してるのがよくないのは分かっている。)
案の定、辛辣なことを言われメンブレ。
そのことを素直に話すと笑われてしまいさらにメンブレ。
どうしようもないくらいに凹んだ。

三つ目の感情はよくわからない感情。
言葉で表すことはできないが、どこかほっとする温かい感情。
いつもは一人で帰るのだけれど、今日はばったり友人に会った。
そこまで息ぴったりというわけではない友人。
普段だったら気づかないふりをしてしまうかもしれない。
でも今日はどうしても話したくて満面の笑みで話しかけた。
(ちょっと前の俺、ナイス判断だぞ。)
その友達は、うんうんと言って話を聞いてくれた。
ああ、落ち着く。
とても心が楽になった。
楽になったついでに色々なことを話した。
そこで、大きな気づきがあった。

MBTIでいうとENTJの自分。
バリバリの指揮官。
引くほどのリーダー基質。
自分の人生は全部自分の力で切り開いてきた。
大半のことは思い通りにしてきた。
そんな自分だから、勘違いしていたことがあった。
それは自分のことは思い通りに出来ても他人はそうでないということ。
自分は自分。他人は他人。
それは自分とその人がどんな関係であっても。
家族でも、友人でも、恋人でも、夫婦でも。
自分の力で何とかしてきたことの成功体験。
これが重なりすぎて、これまで盛大な勘違いをしてきた。
自分の力で切り開けるのは自分の人生だけ。
他人の人生にその力を持ち込んではいけない。
そのことに気づけなかった自分がいた。
そのせいで自分は今まで多くの人を失ってきた。
そして、本当に大事にしたかった人まで失った。
そのことを今日までずっと悔いてきた。

しかし、友人は言った。
「そういうところにあこがれている人もいるよ。」
この言葉で自分を少し受け入れられた気がした。
長所と短所は表裏一体。
使い方次第でどちらにも転ぶ。

今までに自分が他人にしてきた言動、与えてきたプレッシャー。
これが正当化されることはないし、許されることもない。
だからこそ、もう二度と他人をコントロールしようなんて思わない。
他人は他人、自分は自分。
ただ、そのどちらも幸せになる。
そんな生き方をしていきたい。

悪意はない。
歪んだ正義感だったのかもしれない。
だからこそ、質が悪い。

これからは、ただただ周りの人を幸せにしていきたい。

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