【後編⑻】総まとめ
前のあらすじ
人がマウントを取りたがる心理的要因に対し、心理的健康を促進するために以下の6つの項目に分け、それぞれについて考察してきました。
①教育の充実
②感情のオープンなコミュニケーション
③社会的なサポートシステム
④労働環境の改善
⑤多様性と包摂性
⑥適切なメディア表現
今回は、それらを踏まえまとめてみたいと思います。
まとめ
前編では、人がマウントを取りたがる心理的要因について考えてみました。その要因として、自分を取り巻くあらゆる環境の影響を受けていることがわかりました。人は生まれながらに、他者と比べて過ごすことで、自分の置かれている状況や立場や役割などを判断して過ごしています。そして期待を受けその期待に応えることで自己成長に繋げていますが、それらが過剰になると、自己を見失ってしまうことに繋がってしまい自尊心の形成に悪影響を及ぼしてしまうという結論に至りました。
そうした要因を踏まえ、後編では、マウントを取らずにいられる心理的健康を得るための要素について考えてみました。
これらの要素が重要であると考えました。
これらの要素が組み合わさり、社会全体が心理的な健康を促進する環境を提供することが望ましいということが見えてきました。
国内外の事例を参考に、お互いに認め合える社会を作っていけたら、きっと気持ちに余裕が生まれ皆が生きやすい社会になるのではないかと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
ぜひ、感想などもお聞かせ頂けましたら、有難く思います。