可愛い子には旅をさせよと言うけど

これに至った経緯が

思春期・反抗期真っ最中の中1の子どもが

珍しく、面白い話があったから聞いてって

言ってくるので、

聞くと

面白いどころか、不愉快極まりない話で

内容はと言うと

友達が部活の地区大会にて他校に負けて

それについて友達のお父さんが

あそこの地域は偏差値の低い高校しかないから

卓球しかやることがないからだよ

みたいな話を聞いて、それを面白いって思える

事に苛立ちを覚え

こんな狭い所で相手を揶揄した事を面白がったり

している事への不快感がたまらなく

こんなだから、いつまで経ってもなんて

思って

話を聞いてから数日経つけど

メジャーの大谷選手を見てみなさいと

活躍の陰では、色々あるはずなのに

紳士的な態度で相手選手に接して

尊敬しかない。

そして、いまここで同じ人種同士で

揶揄し合っているけど

日本を出て

特に欧米圏に行けば

途端にマイノリティとして

ジャパニーズではなく、アジアン、或いはチャイニーズ

としてしか見られないし

時には、肌で偏見の眼差しを感じることもある

そうだからこそ

こんな狭い所で揶揄し合わず

お互いにリスペクトしていかないと

いけないことを感じると思う

これは旅をして、肌で

空気感とかを実際に感じないとえられないこと

今はなかなか旅どころでは

ないかもしれないが

可愛い子だからこそ

あえて

知らない世界を、旅して成長してもらいたいと言う

親のエゴ

相手をリスペクト、

つまりは自分自身をもリスペクトすること

が大切なんだよと

直接言うと、うるさい、わかってるの一言で

返されるので

ここに心の呟きを