How are you? I'm fine, and you?も舐めたものではない
How are you?
I'm fine, and you?
よくある挨拶のフレーズとして、中学で習うが、もっと他の言い方あるよとか、色々言われるこちらのフレーズ。たしかに、色々な言い方はあるのだろうが、フレーズは本質ではない。
結局大事なのはおはよー、だけじゃなく、ちょっとした雑談のきっかけをつくることだ。
バヌアツのホテルの朝食会場で、スタッフのおばちゃんとまさに、このフレーズでやりとりした。And you?とちゃんと相手にも聞くことで、客のこちらで会話を終わらせてしまうことなく、ちょっとした雑談が始まった。まあ、ホテルなのでよくある、どこから来たの?という話だったけれども。日本から来たよ、というと、日本人には見えなかった!と言われた。何人に見えたかはなんとなく聞かなかった笑
この会話を横で聞いていたおじさんに話しかけられて、君日本から来たの?日本のどこ?東京?と聞かれたので、北海道、と言うとおじさんのテンションがあがる。日本語で『北海道、昔住んでました』と言う。日本語上手いな!そして、北海道住んでたんか!円山、北海道神宮までわかってた。
次の日の朝食会場でもおじさんに会い、私が1人で朝食とっているところに、ちょっとお話ししよーと来てくれた。平成元年に全く日本語喋れない状態で日本にきて、東京から北海道までヒッチハイクで行ったらしい。猛者すぎる。温泉が好きで、混浴露天風呂を知ってテンションが上がったが、実態が悲しすぎた。『オバタリアン』(彼がこう言った笑)しかいなかった。と言ってた面白おじさんだった。
ビジネスパートナーが来たので、おしゃべり終わらなきゃと言うので、どんな仕事してるの?と聞いたら、バヌアツからKavaをNZに輸入して、NZでKavaの市場を広げるんだという。やばいおじさんだった。
※Kava:胡椒の根っこを粉末にして水に溶かす、もしくは、胡椒の根っこを水に浸して絞ることによってつくる、めちゃくちゃ土臭い謎の飲み物。バヌアツの人たちはリラックス効果があるといい、町の至る所にKava barがある。バヌアツの嗜好品。日本に持って帰るのは合法だが人に渡すと違法という噂もある(真偽不明)。