40代主婦が自己投資すること
子供の習い事、塾、受験は、多少無理してでも子供の将来に繋がると思って行かせる家庭は多いと思う。我が家も同じで、子供たちが小さい頃から体操・英語・サッカー・バレエ・公文・塾・受験と本人がやりたいということはいろいろやらせてきた。
そして今もこれからも続けていくことになると思う。
子供の習い事は、お金をかけるという意味では、回収できない投資とも言えるかもしれない。投資と言っても、子供たちに体操選手・バレリーナ・サッカー選手になったり、いい大学に行って欲しいと思っているわけではない。自分で考え行動し自立して生きていく力を身に付けるめの学びになればいいと思ってきた。
また、投資になるかどうかは子供たち本人次第だし、回収できるとしたら、それも子供たち本人であり、親である私ではない。
そうやって子供の習い事には費用をかける、というより、かかるからこそ、自分に投資している場合ではないと思ってきた。自分史上、今この瞬間が一番若いと思っていならがも、言い訳をしたり、どこか自分に対して諦めていたような気がする。伸び代のない自分にかけるより伸び代しかない子供たちにこそ、お金をかけるべきだと思っていた。
人生100年時代、約半分終わっているからもういいやと考えるのか、まだ半分以上もあるから、これからだ!と考えるのかで、今後の人生が大きく変わってくると思う。
息子の受験を通して、目的や目標を持つことの大切さ、そして思いを持って継続することの大切さを実感した。もう歳だからと諦めるには、あまりにももったいないと思うようになった。何歳まで生きるかはわからないが、もっと主体的に自分の人生を生きたいと思うようになった。自分に言い訳しても誰も幸せにならないと思った。
今の自分が1年後、5年後、10年後50年後の自分を作る。
そのためには、自分への投資も必要なことだと思えるようになった。
もちろん時間もお金も有限なので、好きに使える訳ではないが、新しい学びを始め、行ったことのないところに行くことで、今までは知らなかった世界が見えるよ
うになる。
息子の受験が終わった2月から、ここ数ヶ月、お金も時間もかけて新しいことにチャレンジしている。おかげで今まで知り合えなかった人と出会い、発見の毎日でワクワクした日々を過ごせている。自分の未来が子供の将来と同じように楽しみに思えるようになった。
今の学びから笑顔でいることを心がけている。子供を叱る時も笑顔でいると自然と言葉がキツくならない。そのため子供にもしっかり言葉が伝わるし、そんな自分に自己肯定感を持てるようになった。家族の笑顔が増えた。限られている子供と一緒に過ごせる時間をとても大切にできている。
まだまだお金という意味では回収はできていないが、人間関係・自己肯定感・幸福度・健康では十分回収できていると思う。
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