「排出量取引」という面白くおかしい概念
排出量取引という言葉を知ってるだろうか?
「カーボンプライシング(Carbon Pricing)」の施策として、排出権取引と、CO2(温室効果ガス)排出量に応じて課税する炭素税があります。なお、この記事では、排出権取引制度(キャップ・アンド・トレード)に絞って解説していきます。
排出権取引は、個別の企業や国に対して温室効果ガスの排出枠(排出を許される量、キャップ)を割り当てるもので、各企業・国はその排出枠を超えないように、排出するCO2の量を抑える必要があります。
そして、割り当てられた排出量を超えそうな企業や事業所は、別の企業・事業所から排出枠の取引(トレード)を行えます。
ここから抜粋させてもらった。
僕の中の理解で言うと、
二酸化炭素をこんだけ減らせたからこの減らせた分を他の企業に売ることによって、その企業は買った分堂々と二酸化炭素を排出できるし、自分たちはお金が得られるし、二酸化炭素の排出量的には自分たちが仮に出した分しか変わらないので世界的にはプラスもマイナスも変化してないよね
みたいな事だろう。
面白いなぁと。
そんなところもお金に変えられるし、排出量を取引するなんてその着眼点も面白過ぎる
排出量を売買すると言う概念は目から鱗
そして世界には全く優しくしようとしてないという残念さ。
それでもメリットはある。
二酸化炭素を買ってまで排出する必要がある産業を助ける事ができる=我々の生活をも助けているという点。
売りたい側もどうすれば二酸化炭素を減らせるだろうか?というところを考えるきっかけになり売れたとしても二酸化炭素の量は変わらず、売れなかったとしても地球には優しいことをしている。
そこに金銭が絡むことによって循環が生まれる
気をつけなければいけない点としたら
CO2など炭素系の排出を減らしている為、それを減らすことを目的としすぎて別の有害なものがより排出してしまったりがないのかが少し心配
だけど、その概念は面白いととても思う