封印

封印されし永遠の別れの文字はキラキラと散って消えた

何だったんだろうね?私たち
あまりにふんわりと始まってふんわりと終わってしまって驚いてるよ
友達の方を望まれる関係があるなんて知りたくなかったし
ましては、一目惚れして声かけた相手と1ヶ月で破局して友達に戻りましょうなんて、そんな都合の良い話、あってたまるかよ、とは思うよね

今だに自分も相手も許せないよ
許せないけど、毒入りのぬるま湯に浸かることを決めた私は貴方に対して許せないとか言う資格ないよ
じわじわと効いてくるこの毒は、貴方が消えるであろう春頃に牙を向く

おかしいね
貴方の前では絶対に泣きたくなかったのに
言うことないの?って言われてまんまと泣いてしまったよ
それだけ好きだったのかな
今は何も分からないや
ただ、貴方のドラムを聴き続けられる権利を失うことがなくて、それだけが本当に嬉しかった

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