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国家試験から学ぶ!臨床検査技師の仕事-脂質の語呂合わせ!の巻-

こんにちは!
臨床検査技師のあきまるです!

国家試験から学ぶ!シリーズ!

今回の問題は
第69回臨床検査技師国家試験問題の31問目
です!
臨床化学の内容はボリューミーですね。その中でも私が苦手だったのが脂質です…復習がてら書いていきます。

一緒に勉強していきましょう!
それではLet's Go!


問題

アポリポ蛋白と主要機能の組み合わせで誤っているのはどれか。
1.A-Ⅰ   —————— LCATの活性化
2.B-100   ———— VLDLの分泌
3.B-48   ————- カイロミクロンの分泌
4.C-Ⅲ   ————-- LPLの活性化
5.E   ——————- LDL受容体との結合

※横棒が雑ですみません

簡単な解説

暗記でゴリ押して下さい・・・語呂合わせで覚えられれば良いです。
今ふと降りてきた語呂合わせをお伝えします。

立派で優しいイケメンが分解して、
ブサメンが邪魔する

立派 = リポ蛋白リパーゼ
優しい = やさC
イケメン(二枚目) = 
ブサメン(三枚目) = 
邪魔 = 阻害

ちなみに今回の問題は誤っているものを選択です!要注意!

解答

正答は

4.C-Ⅲ   —— LPLの活性化

です。

裏解答

アポリポ蛋白(Apolipoproteins)は、リポタンパク質の構成成分として脂質の輸送や代謝に関与する重要な蛋白質です。

今回の選択肢の語呂合わせを無理矢理作りました。

  1. A-Ⅰ   —  LCATの活性化
    Hなあいちゃん、猫を元気にする。
    A-ⅠはHDLの主成分です。A-Ⅰを“あい”と読ませました。酵素LCAT(レシチン-コレステロールアシルトランスフェラーゼ)の活性化を介して、コレステロールのエステル化を促進します。

  2. B-100   —  VLDLの分泌
    ビックリ100人低姿勢でVサイン!
    B-100はLDL(低姿勢)とVLDLの主成分です。肝細胞へのコレステロール取り込みを助けます。動脈硬化リスクの指標になりますね。

  3. B-48   —  カイロミクロンの分泌
    カイロ48!
    エジプトのAKB系列的なやつです。小腸で合成され、食事由来の脂質を輸送します。

  4. 簡単な解説参照

  5. E   —  LDL受容体との結合
    ブルブル寒い!
    VLDLやLDLの受容体と結合して、リポタンパク質の肝臓や末梢細胞への取り込みを助けます。ブルブルはVLDLやLDLの頭文字、寒い=さむEで覚えましょう。

余談

臨床化学に限らず、様々な分野において覚えることが山程あります。でもなかなか難しいですよね。

稀に本の中身を全て画像として記憶できる人がいます。そういう人はテストの時は記憶の中でカンニングして解答するとかいう、意味の分からないことをやってます。

ただそんなこと多くの人は真似できません。
私も無理です。

だから私は無理矢理語呂合わせか何かでこじつけて覚えていました。

良かったら今回紹介した語呂合わせ、使ってみて下さい。

というわけで今回はここまで。
最後までご覧下さりありがとうございました!

また次の記事でお会いしましょう!
臨床検査技師のあきまるでしたノシ

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