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二十歳なる前に書いたやつ笑
今年私はハタチになるけれど、その時には恋人がいると仮定します。
まずリムジンに乗ってホテルディナーへ。コース料理(きっと食べ切れないと思うので量は要相談。)を小鳥のように優雅についばむ。赤ワインを傾ける。サプライズのプレゼントを受け取る。
部屋へ向かう。最上階のスイート。部屋にはたくさんの風船の飾り付け。私は駆け寄って20を抱きしめる。彼はどこからともなく真っ赤な薔薇の花束を取り出して、ひざまづいて私に渡す。感極まって泣き出す私。「こんな…全然想像できなかった…!ほんとにありがとう…!大好き…!」ほっぺにkiss。
事前に用意しておいたティアラを身につけ、花束を抱きしめてベッドに女の子座りし、瞼を閉じてにっこり笑う。「とりあえずいろんな角度からお願いね」100枚ほど撮ったが、思うような奇跡の一枚はない。追加で50枚ほど撮り、妥協。インスタに投稿する。『人生最高の日。全ての出会いに感謝💕』
私の大好きな苺のショートケーキ。こういうシンプルなのが、一番美味しいのだ。黄金色のシャンパン(炭酸は飲めないけれど、ここはガマン)をグラスに注ぐ。うっとりする音がする。見つめ合うと、いい雰囲気。私は彼のグラスの中身をクッと飲み干すと、自分のシャンパンを勢いよく彼にかける。そして、まだ半分以上残るボトルを頭から浴びる。ショートケーキを手で掴み、一口齧ると彼に投げつけた。胸元を掴んでそのままベッドに傾れ込む。ここから先はR-20です。このセクシーな夜に酔う。