でいの興味深い深層心理episode④
あなたの内面を何も知らないのに、その人の文章を読みたい気持ちなんて湧いてこない。
そんな貴重なご意見をもとに、でいのことをより知ってもらうために始まった
【でいの興味深い深層心理episode集】第4回。
①今回のテーマ
【相手の気持ちを考えすぎて、強く要求できないリーダー】
です。
実はこれまで100人を超える組織のリーダーを担っていたことがあります。
しかし100人ともなると個々人の欲求も多岐にわたり、相反する感情の間で板挟みになることが多くありました。
個々人の本当の欲求や感情を考えすぎてしまうためです。
そして、身動きが取れなくなり、それぞれの感情に「そうだね」と共感してしまう、自我なし共感マシーンに成り下がってしまうのです。
そこから、時間はかかりましたが、自分の意見を発言していくことが少しづつですができるようになっていきました。
②「伝える際にどんな言葉を使うか」
これに私は気が付きました。
私が全体に意見を発言しづらかったのは、
それが押しつけになってしまうのではないか
という心配があったのです。
したがって、【その押しつけ感がないような説明の仕方】を身に着けた時から、少しづつ自分の意見を言えるようになっていきました。
③具体的な伝え方を2つ紹介します。
a. 「私は」そう思う。
「○○が正しい!そうすべきだ!」と言われると、人は押し付けられたような気がしてかえって行動意欲を失ってしまいます。
そこで【○○と「私は」思う。】と表現するのです。
そうすると、押しつけ感もなく、あくまで自分の意思の表明になります。
b. それが「あなたのためになる」と思う。
やはり人は自分の利益になると感じれば行動せざるをえない生き物です。
○○してほしいと思う。【それが回りまわってあなたの利益になる。】
という言葉遣いにすると、あくまで「あなたのためにもなる」と表現できます。
④結論
「伝え方」で人間関係は何倍にもラクになります。
今回は「押しつけにならない要求の仕方」を書いてきました。
数年前は本当に周りの様子を伺う迷える子羊みたいな人間でした笑
そこから少しづつ揉まれながら変わりましたね。
みなさんも一度要求しづらいあの人に試してみてください!
それでは次回episode④でまたお会いしましょう。
何か少しでも良いところがあればスキしていただけると本当に嬉しいです☺️
お読みいただきありがとうございました。
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この記事が、皆さんの人生に少しでも1ミリでもプラスになることを願っております。