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神様初心者🔰必見 神様は自分の中にあるんです
こんにちは♪クマネェです。
神様は自分の中にあるってどういうこと!?
そう思うよねー。
神様を知る上で、これが1番大事な事なのです。
これから順番に紐解いてくよー!
◆神様は多種多様である
◽︎ペンネームが沢山ある
現代風に言うと神様にはペンネームが色々あるんです。
同じ神様なのに神社によって呼び名が違っていたりします。
まず、その一例として、
神様初心者の方でも、ご存知の方は多いと思いますが、島根県の出雲大社。
「いずもたいしゃ」と呼ぶ方が大半ですが、
正式には「いずもおおやしろ」と呼びます。
お祀りしているメインの神様を主祭神と言います。
主祭神は大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)様なのですが、別称(べっしょう)いわゆる別の呼び名が沢山あります。
神社によっては、大己貴命(おおなむちのみこと)、八千矛神(やちほこのかみ)などetc……と呼び方が変わります。
◽︎名前が違うのは何故?
一言で言うと、謎です(笑)
神の話しは、古事記や日本書紀から始まります。
古事記は日本国内向けの歴史書
(天皇の国土の支配や皇位継承の正当性を国内に示す目的)
日本書記は日本国外向けの正史(最も正統と認められた紀伝体の歴史書)になります。
どちらも神代の話しから始まるのですが、神の名前が違っていたり、漢字にも違いがあるのです。
この謎を解く鍵は、「その昔、読み書きできる人がどれほどいたのでしょうか?」だと思います。
恐らく、口頭で神代の話しを伝えていたはずです。
発音の違い、受け取る方の違いで変わったと思うのです。
実際に同じ神と会った人でさえ、その人の見方によって変わると思いませんか?
ある人には、「怖い顔」に見えたり、またある人には「凜とした顔」に見えたりと、人にはそれぞれ感じ方が違うのです。表現の仕方も異なって当然です。
◽︎専門分野がある
総合病院に内科、皮膚科、整形外科など専門科があるように、神様にも専門分野があります。
先の大国主大神様の例を上げますと、大国主大神様は国造りの神様ということで①農業、工業、産業などを普及させていきます。
また、因幡のウサギを助けると言う、とても優しい性格でしたので、浮気性ではなく、大変大モテになるお方のようで、②そちこちの女性の神様に手を出し好かれて、お子さんが180柱以上なんだそうです。
※神様は「人」とは言わず「柱」(はしら)と呼びます。「一柱」(ひとはしら)と言うように。
木に神様が宿るとされていたからのようです。
そう言った神様の威徳(いとく)から、ご利益は、①から産業開発、商売繁盛であったり、②から縁結びなどとされるのです。勿論、これだけではありませんよ。
それ故に、神様にはそれぞれ得意の専門分野があるんです。
胃の調子が悪くて皮膚科に診察に行きませんよね。縁結びをしたいなら、縁結びの神様がいらっしゃる神社へお詣りしなさいね!と言うことです。
◽︎名前が違ったら専門分野も違うの?
名前が違っても基本、変わることはありません。
ただし、神様をお祀りする人達やその土地柄によりプラスアルファになると思ってください。
◽︎同じ神様の神社が幾つもあるのは何故?
またまた出雲大社の話しを例にしますと、大国主大神様をお祀りしている神社は日本の各地にあります。どうしてそうなったのかを考えれば、出雲大社にお詣りしたいけれど、遠すぎてお詣りできない!と言う事が大きな理由です。
近くにあれば、いつでもお詣りできますもんね。その他にも「神様が夢枕に現れてお祀りしなさいと言われた」からお祀りすることになった!などと言う理由もあります。
◽︎神様を分けてもらう
神様を他の神社に祀る事を分霊(ワケミタマ)と言います。神様の霊を分けてもらっても、大元の神様の霊が減ると言うことではありません。
忍者が分身の術を使うように神様の分身が、他の神社にあると思うと分かり易いかと思います。
現代風に言うと神様がコピーされている!ですかね?
仏像や御神体などは、そもそも人が対象物として参拝しやすいように具現化したものです。
その中に入るエネルギーが神様なのです。
私の見解ですが、元々は一つのエネルギーであって、人の願いによって、それぞれに見合った物に、変化したのではないかと思います。それが神様が多種多様であるのだと思うのです。
人々の想いや願いのエネルギーで神様が増え、神社が存続するのは、皆が祈るエネルギーによるものだと言っても過言ではないかと思います。
◽︎人間も神様からのワケミタマ
信じられないかもしれませんが、実は人間も神様から分霊をもらっているのです。喉の所にビー玉位のワケミタマがあるそうです。
だから、神様は自分の中にある。
ということになるのです。
神社の拝殿に神鏡があります。
皆さんは、神様に向かって手を合わせていますが、鏡はお詣りに来たみなさんの方に向けられていますよね。
あなたの中に神様がいますよということなのです。
カガミの中の「我」(ガ)をとって神になる。
「我」(われ)をコントロールするのは中々、難しいものですが、ぜひ、自分の中の神に話しかけてみてください。
自分の中に神様がいると思ったら、自然と自分を大切にするようになりますよ👍