『小さな天の川』
やぁ、こんにちは、あるいはこんばんは。
今日は7月7日、七夕の日。
晴れていたら、彦星と織姫が会えるといいと思う。
皆はどんな願い事を短冊に書いて託すのだろうか。
この写真にある額の中の作品名は『小さな天の川』にした。
空にある本物の天の川は写真で見ると星が白っぽく写っている。
それだけでも美しいのには間違いはないと思うけど。
本当の天の川の色は?とふと思ってしまった。
水星は水色、金星は金色、地球は青い惑星、火星は赤く、木星は木の年輪の模様が入った星、土星は輪のある明るい土色とよく見ると様々な色がある。
本当の天の川も大きさと色が様々な星が集まって輝いているのでは?
そう思うと、あらかじめ作っていた星をちりばめたら?
この作品には天の川以外にも、流れ星だけでなく花火のようなものもちりばめている。これには理由がある。
今の宇宙でも、星が誕生しては死ぬという地球上の生き物の命のように繰り返されている。
星は永遠にそこにあるわけではないが、儚げだと感じることもある。星の寿命は、私達人間や全ての生き物より長生きだ。
だから、願いもこめた『長いようで短い人生に、悔いが無いように今年も健康に生きることができますように』と。
どうか、今ある時間を大事にしてほしい。
ある人は、ひとりで過ごすこともあるかもしれないが、誰か傍にいるときは一緒に過ごして寄り添ってみたり、甘えたりしてみては?
今の世の中、いつどこで何を失って奪われるかわからない時代。
「ああしておけばよかった、ちゃんと話せばよかった、もっと向き合えばよかった」と思うなら、後悔しないでほしい。
私はこの『小さな天の川』を父に贈る。
私の父は宇宙系も好きだが、天の川が好きな人だから、喜んでくれるといいと思っている。
子供の頃にできなかったことを私はひとつずつ消化していくつもりだ。
それでは、皆さん、良い七夕を過ごしてください。