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定時で帰る仕事術「完璧を目指さない。」
おはようございます。やっち先生です。
教員になり9年目が終わろうとしている私ですが、経験を積む中で仕事の仕方も変わりました。
先生になりたての頃は、朝6時から夜の21時過ぎまで職員室で働いていました。仕事に追われる日々で、心身ともに疲れ果てていましたが、気力だけを振り絞り、なんとか続けてきました。
そんな私も今では定時で帰り、成果も出せるような仕事の仕方を身につけることができました。
記事を通して、私の仕事術や考え方を知り、今を変えるヒントになれば幸いです。
1.質より早さ
結論から言います。
仕事で最優先すべきは質より早さです。
早さというのは、手足をはやく動かすということではありません。取り掛かりを早くする。提出や相談を早くする。という意味での早さです。
質は50%でいいから、まず手をつけてみることが大切です。初めから100%を目指さなくなってから私の仕事の量は格段に上がりました。
そしてなんと仕事の質も以前より上がったのです。
なぜ質より早さを求めたのに、質も上がったのでしょうか。
2.早さを求めると質も上がる理由
早いのに質も上がる。仕事の理想のようにも感じますが、その理由はシンプルです。
トライアンドエラーの量が増えるからです。
失敗の数が増えるからです。
仕事の質は、試行錯誤を繰り返すことで上がります。一人でじっくり考えるより、やってみて、改善して、やってみて、改善してを繰り返す方が、結果的により良いものに仕上がります。
初めは質は低くても、小さなトライアンドエラーで改善を繰り返すことで結果的に質の高い仕事につながるのです。
早い段階でトライアンドエラーを繰り返す方が、後で失敗やずれに気づくよりも安全ですし、早い段階で相談を受けた方が相手にとっても修正しやすく、仕事の方向も合わせられます。
早く取り掛かる。早く相談する。早く提出する。
やってみないことにはいいのか悪いのか見極めて改善することもできません。やってみる。試す。失敗を糧にする。ということが非常に大切なマインドなのです。
3.まとめ
今の私は昔の私に比べ、仕事の時間は10分の1だけだ、成果は100倍です。
以前の私が仕事が出来なさすぎたということもありますが、ここまで伸びたのは仕事に対する質と早さの考え方が変わったことが大きいです。
以前の私は完璧を目指していました。一つ終わったら次の仕事。今日やる仕事が全て終わるまでは帰らない。すると時間がいくらあっても足りず、どんどん仕事は溜まるばかりでした。
今の私は完璧を目指すことでは無く、やってみるということに焦点を当てています。
100のうち1でもいいからやってみる。
時間がかかるものほど早めに取り掛かる。
質は30%くらいだけど、とりあえず形にしてみて相談する。意見をもらう。
早さを意識することで、同じ60分でも仕事の進み具合は格段に変わりました。
以前の私は60分で1つの仕事を終わらせていました。
例えば60分かけてお便りを1から完璧に仕上げる。という感じ。
今の私は60分で6つの仕事を進めます。
10分でお便りの写真だけ入れる。
10分で学年で使うプリントを刷る。
10分で今度提案する実施案の相談をしに行く。
10分で保護者に連絡する。
10分で教育委員会に提出するアンケートをする。
10分で明日の流れを確認する。
みたいな感じです。
同じ60分でも、仕事の量は増え、やるべきことにも着手していることが分かります。
短い時間では一つの仕事を完璧に終わらせることはできませんが、その分早めに取り掛かり、長いスパンをかけることで大きな仕事も進めることができます。
失敗を恐れて完璧を目指していた私も、今では失敗をしに行く。改善の糧にするためにどんどんやってみる。というマインドに変わりました。
定時に帰る仕事術。少しでも読んだ方のヒントになれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!!