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学校の先生のキャリア相談室「担任?それとも管理職?」

おはようございます。やっち先生です。

私は先生のキャリアに悩み、今も模索しながら日々を生きています。このnoteも、キャリアで悩む中、とりあえず発信する活動をしてみよう。 

と思い、始めたものです。

私と同じように、先生としてもがき、苦しみ、悩みながらもよりよい未来をつくりたいと願う。よりよい自分になりたいと願う。そんな方々にとって、何かしらのヒントになればと思ってnoteで発信しています。

今回は、私のキャリアの悩みについてまとめ、少し見えてきた自分なりの考えを書いていきます。


1.キャリアの壁にぶつかる

少し自分のキャリアを振り返ってみます。

20代前半の私はガムシャラに日々を生き抜き、もがきながらも成長してきました。

うまくいかないことの連続でしたが、今を少しでも良くするために学ぶことに夢中になりました。

多くの時間を仕事に費やし、たまの休みは飲み会やゴルフなど、遊ぶことに使いました。

学生気分がまだ残り、中途半端な自分と向き合わず、ダラダラと時間を過ごしていました。

20代後半の私はコロナ禍、結婚、子供の誕生など人生のステージが変わる出来事が多くあり、自分の生き方に目を向ける時間が増えました。

仕事だけでなく、人生全体を考えて自分の仕事の仕方も改善していきました。

コロナ禍もあり、遊びの時間は減り、自分や家族と向き合う時間が増えました。

中途半端な自分と向き合わざるを得なくなり、私生活や仕事の仕方、日々の習慣を見直して改善する時間が増えました。

学級経営や授業作りといった本ではなく、人生哲学や習慣づくりといった本を多く手に取るようになり、生き方に対する考え方が形作られていきました。

そして30代になり、私はこれからのキャリアに悩むようになりました。

学校の先生は、30代後半から40代にかけて、キャリアが分かれ始めます。

大きく分けると、管理職か担任かという道です。しかし当時の私は、どちらもピンときていませんでした。

私は他の選択肢がないか調べました。
すると、オルタナティブスクールで働く方や、転職して教育関連企業で働く方、起業して教育起業家として事業を展開している方など、興味深い人が見つかりました。

私は、面白いと思った方から学ぼうと、その方が運営するサイトにアクセスしたり、本を読んで連絡してみたりしました。

2.多様な選択ができる自分になる

私は先生のキャリアについて調べる中で、以前よりも多様な選択肢があることに気づきました。

管理職か担任か。
この二択に縛られていた私は、多様な選択肢を知るることで、ワクワクした気持ちを抱くようになりました。

しかし、多様な選択肢はあるけれど、それを選択できるだけの力が私にはまだ無い。とも思いました。

担任としての力量は高まりつつあり、学校全体に仕事で貢献できるようにもなってきました。

しかし、管理職として成果を上げるような力も自身も無いし、その経験や実績もありませんでした。

学校の外に飛び出そうにも、担任以外のスキルや実績は無く、飛び出す勇気もありませんでした。

家族を養い、家庭の安定と幸せを第一に考えると、自分の興味だけでリスクのあるチャレンジは避けないといけない。

私は自分の力の無さと、置かれている状況に気づきました。

自分の立ち位置を理解しつつも、このままでは何もできない自分。なにも切り開けない自分。ただ惰性で先生として生きていく自分。

というなにもワクワクしない自分の未来のイメージが湧いてきました。

何か行動を起こさないとこのままではダメだ。という気持ちだけが大きくなっていきました。

私は未来への不安を原動力とし、行動を起こしました。

ブログで知っていた青山雄太先生が運営する、先生リフレクションに参加し、日々の仕事の改善や、キャリアについての相談をしました。
https://ao-labo.com/

また、八和田清秀先生が運営するキャリプラ塾教師塾にも参加し、自身の力量アップや、自身のキャリアや人生のビジョンについて学びました。
https://www.mirai-progress.com/

以上の2つは今も続けていますが、私は行動を起こし、ビジョンの大切さや、今の行動の大切さをさまざまな角度から学んでいます。

家族を幸せにする。
目の前の仕事で大きな成果を出し続ける。
5年後、10年後に多様な選択ができる自分になる。
ワクワクし、チャレンジングなキャリアを自らの手で切り拓く。
自分の力を高め、より多くの人や社会に貢献する。

これらの全てを実現するには自分の刃を研ぎ続け、自分の武器を増やし、自分の力を大きくしていくしかないことに気づきました。

私にとって、家族の幸せを支えながら、先生として仕事で成果を出し、多様なキャリアを歩むための力をつける。

ということが、今のベストだという考えに至りました。

3.まとめ

私はこれまで、目の前のことに精一杯で、学校の中という狭い世界で物事を捉える思考になっていました。

担任としての力量を上げ、良い学級をつくりたい。その一心でガムシャラに働いてきました。

その経験から得られた力は大きな財産となり、今の仕事を支えています。

しかし、この先どうする?
このまま担任として働き続けるのか?
管理職という道もあるのか?

様々な、この先の不安が頭をよぎり始めました。
10年後、20年後、30年後、さらにその先を見通した時に、先生一択の人生でいいのだろうか?

この不安は、私を行動へと導きました。

行動すると、これまでとは違う世界、思考、選択肢が見えてきました。

キャリアの悩みを抱え、行動を起こし始めてからまだ1年ほどなので、まだまだこれからです。

行動を起こし続け、自分の刃を研ぎ、武器を増やし、より広い世界を見ながら自身の足で歩んでいく力をつけていきたいと思います。

私と同じような悩みを抱える先生もいると思います。共に先生のキャリアについて学び、悩み、力に変えていきましょう^ ^

お読みいただきありがとうございました!

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