今日の日記(12月12日)
朝起きて寒いと思うのは、もう慣れっこだ。
ふとんから出て、カーディガンを羽織りながら、こたつの電源を入れる。
朝食の準備をして、食べて、旦那を見送り、自分もスーパーに行こうと玄関を一歩出て、気づいた。
「雪だ」
雪国に住まうものとして、そこに喜びはない。
スニーカーを履いていたのを、急いでスノーブーツに履き替える。
スーパーまでちょっとそこまでの距離ではあるが、ぬれなくてもスニーカーだと底冷えするのだ。中学生の時なんかは、「この程度の雪なら」と、スニーカー履いていってよく風邪ひいてたな…
雪の降らない地域や都会在住の人にはわかりづらいかもしれないが、雪国住まいは下駄箱がパンパンになりがちである。冬のシーズンにしか登場しない靴のバリエーションが豊富だからだ。
例えば、私。ちょっと降ったとき(積雪0~3cm)用のスノーブーツと、ちょっと積もったとき(積雪3~5cm程度)用のスノーブーツと、冬将軍の本気を見たとき(積雪10cm超)用のゴム長靴、全部で3種類所持している。私の住んでいる地域は比較的積雪が少ない方で、近年は暖冬の影響か積もらないことも多いのでこれだけで足りている。
旦那も同様に冬靴を所持しており、それぞれにスニーカーなどの平時用の靴があるので、下駄箱は常にパンパン。決しておしゃれというわけではないのだが。
「今シーズンもよろしく」とスノーブーツを手に取ると、ブーツの方も「ようやくですね」と返してくれた気がした。さあ、冬本番。今日の夜はお鍋。
帰ったら、ほかの冬靴に防水スプレーをかけよう。