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未知の世界への入り口~イタリアン~fileja@秋葉原

パスタ、好きな人多いと思う。
パスタ、好きだけど、家ではほぼ作らない。
パスタ、だってシェフのパスタが一番好きだから。

きょろきょろしながらお店を探しながら歩いていると、
エプロン姿の男性から
「ご予約のお名前は?」
もしや、目指していたお店か?と思ったが、慎重に
「パスタのお店ですか?(名前がでてこなかった)」
と、
「そうです」とニッコリ。
この方がシェフだった。

看板のない隠れ家的空間。
カウンター8席のみの小さなお店で、
パスタの世界を存分に堪能できる空間に
足を踏み入れてきた。

目の前でまず生地をこね、パスタマシンでそれを伸ばす。
期待わくわく楽しみがスタート。
ジャガイモを詰めたトルテッリ
丸みのあるコロンとした形がかわいらしい。
茹でたつるつるの食感と鮮やかな黄色で
美しくおいしい。
前菜1イワシのマリネ
前菜2野菜のミネストローネ
アンダリノス
鰯とウイキョウ
ねじねじにソースが絡んで、食感もいい。
シュトリリヤ
白子のジェノベーゼ
もちもちの麺。
鰆アルオーリオ
旬の百合根とイタリアン、初めてだけどよく合っている。
ビゴリ
魚介エキスたっぷりのペスカトーラ
もうちょっと食べたい。
前菜3ラディッキオトレヴィーゾ
パスタのもちもち感からシャキシャキ感の違いも楽しい。
前菜4白レバーのパテ
ここでパンも出てくるとは。
びっくり。
もちろん、臭みもなく丁寧に作られてるなと思った一品。
猪のトロンケット
猪の肉をクレープで巻いて、リンゴとともにパクリ。
猪とリンゴの相性も良い。
これを割ると↓
ラヴィオローネ 
卵黄がとろーん。
唐辛子と蜂蜜で豚肉を煮込んだものが、卵黄と混ざって
うーん こんなパスタ初めて美味。
ボリートミスト
牛と鴨。味がしみて食感の違いも楽しめた。
“ブロッコリーのペンネ”が出るはずだったところ、
いいモロッコインゲンが手に入ったので、メニュー変更とのこと。
モロッコインゲンがパスタソースになるとは面白い。
里芋のニョッキ
今まで食べたニョッキの中で一番好みの食感。さすが里芋。
セージバターのソースもぴったり。
イチゴのパンナコッタ&リンゴのコンポート
爽やかさと甘さちょうどいい締めくくり。


コース料理全15品のうち8品がパスタ。
流れるような手さばきで作られていく様々なパスタを
眺めつつ
パスタはなんて奥が深いんだ。
知らないパスタがまだまだ沢山あるんだろうな。
もっともっと知りたくなる。
パスタの扉を開けてしまったか。

そんな余韻に浸る帰り道
秋葉原駅近くのラーメン屋で、〆の味噌ラーメンを食してしまった。
締めくくりのパンナコッタ&コンポートは
どこへいってしまったやら。

胃袋よ、余韻はいずこへ・・・。

☆ちょこっと情報☆
この日のお会計は、
コース9,900円とワイン3杯で、約15,000円でした。




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