あーーーーー 1年間のフィンランド留学まであと11日となりました。 ふとした時にそのことを思い出し、不安で息が荒くなる。 まず到着してから当分の間は、土地に馴染めず、いろいろなことでまごつき、途方に暮れることを前もって覚悟している。 でも留学ってカルチャーショックを学んでいく作業なので、なんとかそういった不便さを楽しみ、観察していきたいと思う。
なんだか映画を見たくなってKBCシネマへ向かった。 なんだか良さそうだったので『ハラルド•フライのまさかの旅立ち』を見た。 めっちゃ良い映画だった〜!!! あらすじをざっと述べると、 定年退職して日々のんびりと過ごしていたハラルドのもとに元同僚から手紙が届く。 それは「自分はいまホスピスにいて、もうすぐ死ぬ、今までありがとう」とお別れを告げる手紙だった。 それを見たハラルドは手紙を書くことにするんだけど、彼女にどんな言葉をかければ良いのかわからない。 なんとか書
ふと新聞を眺めていると日付の下に「慰霊の日」の文字が。 私は広島であれほど平和学習を受けてきたはずなのに、陸続きの沖縄、長崎の問題に関する知識が本当に貧相なのだと実感させられた。恥ずかしい。 この恥の気持ちを無かったことにしない!という思いのもと今日一日は沖縄戦の情報収集にあたった。 満州事変の中国人への加害の記憶が自決という決断に大きく寄与していたこと、戦争体験者がこの一年でもかなりの数が亡くなっていること、国際政治において政治の駒として扱われている状況が79年前から
1.序論 昨今、人工知能をはじめとした高度なテクノロジーが目を見張るような発達を遂げ、われわれ人間の生活や社会の在り方にもその変化に呼応するように大きな動きが生まれている。 2021 年に刊行した、カズオ・イシグロの『クララとお日さま』(Klara and the Sun)では、近未来のアメリカを舞台として、「AF(人工親友)」として販売されているヒューマノイド・ロボットのクララ(Klara)が関わる人々や社会の姿をクララの目線から描いている。AFをはじめとしたテクノロ