なぜ僕が統合失調症を発症したのか?その原因(24)完結編。ついに入院!
前回の続き⬇️
両親に連れられて、
総合病院で紹介された精神病院へと到着しました。
診察室に通され現れたのは、
齢80は裕に超えて居るであろうと思われる、
90度に腰の曲がったヨボヨボのおじいちゃん先生。
乳母車を押しながら
、
お付きの看護師さんと共に登場しました。
名前は仮に、アタオカ先生としときましょうか。
この先生、眼光だけは鋭く、
睨みつけるように僕を観察していました。
相変わらず鈴木の気功で、
心臓のあたりをぐりぐりと圧迫される様な攻撃を受けていました。
このヨボヨボのアタオカ先生が、
いかにもな雰囲気を醸し出していたので、
この人、有名な気功師で僕を助けてくれるんだ!
こんな感じの変な妄想が出てしまいました。
悪魔の声の幻聴は、相変わらず強烈に僕を攻撃して来ていました。
僕は、催眠術の施術をしてもらったこと、
その術者とトラブルになり、
それから精神状態がおかしくなった事を、
パニック状態で説明しました。
ネットや苫米地博士の本で調べた事や、
催眠術に関する専門用語を交えて説明しました。
隣に居た看護師が一言。
「高度な催眠術ですね。」
と、だけ言ったのを覚えています。
体感ですが、10分位は話したと思います。
アタオカ先生はついに、
最初から最後まで一言も口を開きませんでした。
実はここの偉い院長先生なんです。
退院した後から、
うちの母親が、
「頭がおかしいかどうかは眼を見れば分かる!」
「先生は長年やっちょるんじゃから、眼をみりゃぁおかしいか分かるんじゃけぇ」
と、良く言って来ます。
恐らく、アタオカ先生が吹き込んだのだと思うんですけど…
{もしくはアタオカ先生がずっと口を開かないので、母親が勝手にそう解釈しただけなのかも…}
このセリフ、今でも言ってきます!
ちょっと目を掻いて、
瞼が二重にでもなっていよう物なら、
「眼がおかしい!調子が悪いんじゃろう!」
と、すぐ言うので
病院に言いつけて入院させるんじゃ無いかと、
毎回、ガクガクブルブルして
絶望的な気持ちに陥ります。
うちの母親は想像で物を言います。
僕がちょっとでも気に入らない事をすると、
こんな感じで入院をちらつかせて、
脅して来るので、
なるべく母親と関わらないように、
ご機嫌を取りながら生活する毎日です。
最近、相手にしない、
近づかない様にするのが一番だと気が付きました。
閑話休題。
約10分程度の短い診察が終わると、
僕は、そのまま付き添いの看護師に連れられ、
重々しい施錠されたエレベーターのドアをくぐり、
即日、閉鎖病棟へ入院する事となったのでした。
なぜ僕が統合失調症を発症したのか?その原因
第一部 完
to be continued…
第二部⬇️
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