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なぜ統失 第4部「2度目の強制入院」②精神科の閉鎖病棟✨この人達ずっと入院してるの?
前回のお話🔽
2回目の入院の初日、
前回の入院で仲良くなった?人達が、
僕の再入院を歓迎するかの様に出迎えてくれました。
仙人さん、握手くん、放浪の画家さん。
仙人さんは、胸まで伸びていたあごヒゲを綺麗に剃り、
肩まで伸びていたロン毛はさっぱりとした短髪になって、
ちょっとしたイケオジっぽくなっていました。
これでは、もう仙人とは呼べませんね😄
僕の姿を見つけると、
足早に近づいてきて声をかけてきました。
「にゃぶりえるくんじゃろ?また麻雀一緒にやろうよ!」
もう麻雀は以前で懲り懲りです😩
こんな酷い陰性症状では、
とても麻雀などやる気が起きるはずがありません。
握手くんは、僕の姿を見つけると、
「おお!んっ?あぁ〜〜!!」
直ぐに僕のことを思い出したようで、
以前と同じく握手を求めて来ました。
放浪の画家さんも以前とあまり変わっていませんでした。
《放浪の画家さんのお話🔽》
女性陣は、前回の入院時と様変わりしていました。
しかし、前回と比べて15Kg以上太ってしまったせいか、
以前の様にモテモテという風にはなりませんでした。
しかし、一部の患者さんにストーカーの様に付き纏われてしまいました。
超デブでブサイクだったので、
とても気持ちが悪かったです🤢
病棟内では基本、何もやる事がありません。
暇つぶしに廊下をうろうろと歩いてみました。
すると、前回の入院時に担当だった看護師さんが、
「にゃぶりえるくん、落ち着かないんでしょう?」
と、心配そうに声をかけてくれました。
この病棟では沢山の患者さんが廊下をウロウロと歩き回っています。
アカシジアの症状はすでに収まっており、
やることもないので何となく歩いていたのですが、
病状が酷いように思われてる気がして、
「落ちつかない訳じゃないです!」
と、強めに返事を返してしまいました。
ここでは明らかに頭のおかしい人も居ますが、
半数以上の方がどこが悪いのかさっぱり分からない普通の人の様に見えます。
今回も廊下を歩いていると、
初見の患者さんが色々声を掛けて来ました。
次回へ続く。