木製コースターの上に小さなジオラマ空間を創る
晩秋のヨーロッパ戦線。森林の中で待機中の、ドイツⅣ号戦車と戦車兵をイメージしました。
ポイント
レジンキットのドイツ戦車兵を入手。レジン製は少し高額だけあって、1/72のミニスケールでも顔の表情などかなり精巧。目や口の凹みにスミ入れするだけで表情がでます。服の塗装では、塗装した上から塗装色に少しブラックを混ぜた色で、織り目や陰影を付けるとリアルになります。
戦車の塗装は、アクリル塗料の筆塗りで三色迷彩。迷彩パターンはセンスが出るところですが、私は砲塔の主ハッチから川が分岐して流れ出しているイメージで描いてます。
地面には下地(コースターの上に紙粘土を盛り付け)をブラウンで塗装した後、薄めた糊を塗布して草のジオラマ素材を振りかけますが、単色ではなく2〜3色混ぜたほうが趣きがあります。素材の色や長さを工夫して、季節感とリアル感を出しました。※下地のブラウンがところどころ出ている方がリアルです
感想
最初は戦車1台の左側のオブジェを作ったのですが、どうしても迷彩パターンを変えたもう1台を作りたくなり、右側のオブジェもつくり、それぞれ単体でも合体しても作品となるようにしてみたら新しい可能性が見い出せました(笑)