木製コースターの上に小さなジオラマ空間を創る
雪景色の中を進軍する冬季迷彩を施したタイガー重戦車。随伴してドイツ歩兵をレイアウトしてみました。
ポイント
新雪の地面には、百均で買った子供用の紙粘土(白色の物)をそのまま使ってます。いい感じの発色と仕上がりになります。
紙粘土が乾く前に、フィギュアの足を使って歩兵の足跡と戦車のキャタピラを押し付けて走行跡を付けることで雰囲気が増します。キャタピラ跡の横の部分の紙粘土に水滴を垂らして柔らかくして、ピンセットでツマミあげながら雪の跳ね上がり状態を作り臨場感を増します。
雰囲気増すために配置した枯れ木の上を、フラットホワイトでドライブラシすることで、新雪感と寒さ感が増しました。
タイガー戦車の塗装の上には、ホワイトで冬季迷彩を施しました。冬季迷彩は剥がれ易い(剥がし易い)とのことなので、カッターの刃先でガリガリ剥がしましたが、ウォッシング(汚し)と合わせて少しやり過ぎたかもしれません・・・
感想
1/72のミニスケールのプラモデルなので、いつもアクリル系塗料を使って筆塗りしています。今回、冬季迷彩のホワイトを剥がすので、塗料が浸食し合わない(剥がし易い)ように、アクリルのグレーの上にはエナメルのホワイトで重ね塗りしてみました。(溶剤で薄めて地色が少し透けるように塗るのがポイント)
カッターの刃先で軽めに剥がす事で地色のグレーが出てきました。
ちなみに、ドイツ戦車のグレーは普通『ジャーマングレー』か『ダークグレー』かもしれませんが、ミニスケールの場合、とても濃すぎる感じになるので、今回は『ダークシーグレイ』という明るめの灰色を使いました。