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【プラモデル】1/72 ミニスケールジオラマは楽しい(NO.15)

楽しいポイント

  1. お手軽です。ミリタリープラモデルの主流は1/48や1/35ですが、大きさがあるので塗装もエアブラシを使ったり、ウオッシング(汚れ)も泥・サビ・キズ・剥がれ・劣化感などなど無限のテクニックがあり、極めていくと沼にはまります。そのため、製作時間も長い。ミニスケなら、筆塗りでチャチャっと塗装し、筆ムラも目立ちにくいですし、ウオッシングも、それほど凝らなくても小さいスケールなので十分な感じです。2〜3日で完成できます。

  2. 場所を取らない。たくさん作っていくと保管場所が困りますよね。このサイズなら、手のひらサイズなので、小さめの本棚でも40〜50個の作品が飾れます。小さいオブジェとして、色んなところに飾っても遊べます。

  3. リーズナブル。プラモデル本体も、小さいがゆえ安いです。フィギュアも一箱に20〜30体入っていたり、一度購入すると何作品にも使えます(使えきれない場合も多いですが・笑)ジオラマ素材も同様、あまり量が必要無いので、一作品平均すると、塗装も含めて数千円で楽しめます。ただこのスケールは国産メーカー品は非常に少なく、ヨーロッパや中国・台湾・韓国などの商品をネットで探すのですが、それがまた楽しめて、探すうちにジオラマのイメージがまた湧いてきたりします。

冬季迷彩、2作品

『初期型シャーマン戦車と進軍するアメリカ兵』
木製コースターに紙粘土でベースを作り、変化を出すため起伏を付けてブラウンに塗装。背後にジオラマ素材の針葉樹を配置し、雰囲気を出した。地面と樹木に、水で薄めたジオラマ糊を霧吹きで吹き付け、パウダースノーを軽く振りかけている。戦車の冬季迷彩(白色)は軽め。
『IV号戦車とドイツ兵の戦闘シーン』
紙粘土のベースに付けた起伏と倒木で、見映え感を良くしてみた。その上からスノーパウダーを振りかけ、薄っすらとした新雪感を出してみた。戦車の冬季迷彩は強め。

冬季迷彩の塗装

戦車本体の塗装は、アクリル塗料を使っています。その上から、アクリルと反応しないエナメル塗料のフラットホワイトを使用します。スミ入れ塗料(汚しや陰影)も同様、エナメル塗料を使うことで、エナメル溶剤で拭き取りややり直しが何度でもできます。
● 軽めの冬季迷彩のシャーマン戦車は、溶剤で薄めたフラットホワイトを軽く(ラフに)上塗りし、その後に綿棒に溶剤を浸してところどころ上から下に拭き取ることで、迷彩塗装が流れ落ちた雰囲気にしました。
● 強めの冬季迷彩のIV号戦車は、フラットホワイトをドライブラシでこすりつけています。


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