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30 私の家にいる別次元の子供たちPART2ー精霊について
私は以前、不思議な女の子に遭遇した体験を書いた(記事13)。
その最後に「男の子も現れたことがある、また別の機会にその話を...」と書きながら放置していたので、今回はその体験談から入ってみたい。
ある休日、早起きしたものの、またうたた寝してまどろんでいた。いったん眠りに落ちかけたが、こういう目覚めと眠りの中間のとき、普段見えない存在が見えたりするのでちょっと周りを気にしてみた。
そのとたん、子供が自分の周りを走り回っていることに気づいた。
パタパタと音を立てて元気よく走り回っているが姿は見えない。
その元気さと軽快な足音から、3〜4才くらいの男の子のようだ。
私の身体は寝入ったままだが意識は目覚めている。その状態で部屋を見渡すと、その子供が走り回っているせいか、あちこちに物が乱雑に散らかっているのが見える。
部屋の窓からは明るい日差しが入っている。いつもの自分の部屋だが、散らかっているものは普段私の家にあるものではない。
そんな状態の中、見えない男の子が部屋の中を走り回っているのだ。
それほど広くないリビングなので、そんなに走り回ると壁にぶつかるはずだが、そうならないのは相当に小さい体をしているようだ。コビト?
などと思っていると、少しづつ私の身体が眠りから目覚めてしまい、同時にその男の子の気配も消え去っていった。
起き上がって改めて部屋を見渡すと、いつもの状態の部屋で、何も散らかった気配はなかった。
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補足解説しよう。
この男の子は別次元、いわゆるアストラル界の存在。男の子が散らかしたものもアストラルのもの。
足音が聴こえ、散らかしたものも観えたが、男の子自体は見えずじまいだった。
私の脳波、意識がその男の子と波長が合ったから遭遇できたのは間違いないが、聴こえるが観えないという事実から、霊視と霊聴とでは感知するコツが異なるようだ。
そして私の部屋は変わらず、散らかされたものだけが異なっていたということは、アストラル界は3次元世界と並行して重なり合っているが、それぞれの世界は全く同じではないということだ。
普段の私たちは3次元だけしか認知できていないから当然だが、アストラル界には様々な存在がいて色々な行動をしていることに気づいていない。
ところが、自分の意識を3次元以外に向けてコンタクトがとれる人はその別次元の世界を感知することができる。
さて、この男の子はどういう存在なのだろう。
マスターとか守護天使とかそういう高次元の存在ではない。
経験からいえば、高次元の方は沈黙しているか僅かしか言葉をかけてくれないが、常に私たちを見守ってくれている。
ところがその男の子は好き勝手に走り回るだけで、私がいることなどお構いなしである。
つまり人間を守護する気はない。
かといって悪霊や浮遊霊のようなネガティヴな存在でもない。
ネガティブな存在なら人に取り憑こうとするが、その男の子、女の子(記事13)にそんな素振りはなかった。
さて、彼ら彼女らは守護天使ではないなら、何だろうか?
私は心の中で精霊と呼んでいる。
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私の経験と直観からいえば、精霊にとって居心地のいい家、住人のタイプがあるようである。
<精霊が住みたくなる家>
お花をよく飾っている家
観葉植物などをいくつも室内で育てている家
果物やお菓子を祭壇とか神棚にお供えしている家
(その果物やお菓子をテーブルに出しっぱなしにしている場合もそれに準じる)
お香やアロマをよく使う家
テレビとかドライヤーとか音を出す電化製品があまり使われていない家
(電子レンジはあまり音を出さないがダメ。マイクロ波も音と同種)
掃き掃除、拭き掃除がされている家
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<精霊が好む人間>
子ども
(お金よりどんぐりとかきれいな貝がらをほしがる年齢まで。超レアケースだが、もしその好みが変わらないまま大人になった人は精霊界に入った人である)
マイペースで感情を乱さない静かな人
欲がない人
がむしゃらに頑張らない人
いつも祈ったり瞑想したりしている人
(精霊を感知しやすい)
手をよく洗う人
ガーデニングや土いじりが好きな人
モノや動物、植物に話しかける人
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精霊という存在は、自然の秩序を維持するために高次元の命により働いている。
私は森林浴が好きだ。緑に囲まれた環境は本当に気持ちがいい。その森を構成する木々の一本一本に知性を感じる時がある。その木の知性、意識が精霊であるといっても差し支えはないだろう。
芽生えて成長して大きくなった木を生涯に渡って世話をし、そこに降る雨や滝となって落ちる水や川や土壌の管理、台風や山火事などに対する対応、つまり自然界全般を高次元の指揮のもとでコントロールしている。
ところが、たまにフリーに好き勝手に動く精霊もいる。
座敷わらしや今回書いた男の子のそれに該当するが、私は勝手に行動するそれらの精霊をノラ(野良)精霊と呼んでいる。
(ひどいネーミング。また怒られるかなあ)
私は20代の頃から何度もこのノラ精霊と遭遇している。
引越しをして新居に荷物をとりあえず入れたが、荷解きがまだだった。
疲れたので、部屋が乱雑なままその新居の一室で昼寝をした。
繰り返すが、この眠りに入るときというのが、脳波や意識レベルが普段と異なりアストラル界を垣間見るチャンスである。
しばらくすると周りがざわざわし出した。
子供がたくさん近づいてくる気配。姿は見えないが声が聞こえる。
ところが子供のような愛らしい声ではなく、金切り声というか、キーケケケッって感じの甲高い声でちょっと妖怪っぽい。
姿は見えないが、私はその怪しい子供たちに意識を集中した。
すると彼らがわーっと騒ぎ出した。
私が彼らに意識を集中したことで、私が彼らの存在に気がついてくれたとわかり、それをピュアに喜んでいるらしい。
普段、人間たちから気づかれない存在で、無視されているも同然な状態がずーっと長い間(何十年、何百年?)続いていたわけで、そんなところに彼らの存在に気がついた人間が現れたのでちょっとした事件だったのかもしれない。
その精霊たちは歓喜の状態で私に集まった。
そして今でもはっきりと覚えているが、私の右の耳を引っ張りだした。
すると、私の霊体(アストラル体)が肉体から離れ出したのだ。
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霊体が肉体から離れるのはOBE(Out of Body Experience)、いわゆる幽体離脱だ。
私は最近はやらないが、当時、たまにそのOBEを経験した。
このノラ精霊たちは、一緒に遊びたくて大人の手を引っ張る子どものような感覚でやっているだけだと思うが、気になった人間のアストラル体を引っ張って自分たちの世界に連れて行こうとする。これは彼らの習慣、性質に思える。
というのも、私はこのノラ精霊たちからこのOBEのお手伝いをされるのは一度や二度ではないからである。
耳を引っ張るというのはレアケースで、大体は手首や両足首をもたれて引っ張られる。両足を持たれると下半身がスーッと浮くが、これは案外気持ちがいい。
(もちろん肉体は寝たままである)。
ところがこのノラ精霊のやることは全てが中途半端で、そのOBEも耳だけ、腕だけ、下半身だけであり、完全な幽体離脱にならないのだ。
完全なOBEについては、私は独力でよく経験したが、初めてできた時は感動したものだ。
眠りに陥る直前とか、目が覚めた瞬間、肉体が寝ている状態でそっと起き上がるとアストラル体だけが起き上がる時がある。
たったこれだけだが、自分は肉体だけではないということを頭だけではなく経験から理解できたし、アストラル状態だと空も飛べる。
(ただし当時の私は霊的な調子がよくなかったのか、すぐに地上に落ちそうになったが)
そして体が軽く快適である。
人はいつか死ぬ運命だが、死ぬということは、この重い肉体も捨てられるわけだから案外悪いものではない
という心境をその時に得た。
話が逸れたので精霊の話に戻すが、ノラ精霊は私たちを守ってくれるわけではなく、それどころか余計なちょっかいを出したりするものもいる。
ただ悪意はなく、好奇心がある無邪気な存在である。
さて、これで精霊にも二つのタイプがあることがわかった。自然界の秩序のために高次元の指揮の元で働く一般の精霊と、好き勝手に動くノラ精霊である。
また、高次元から特命を受けて普段の仕事とは別に特定の人物に働きかける精霊もいる。
私は敬意を表して彼らを「神の使わしめ」と呼ぶ。
私は前回(記事29)、私の治療をしてくれたアストラル界のスズメバチのことを書いた。
後日、そのスズメバチはなんだったのだろうかと思いながら瞑想したところ、私の1メートル前方やや右の位置にいて、私を見つめていた。
最初に遭遇した時は恐怖心しか感じなかったが、再会したその時は暖かいものを感じた。
彼には何か役割を果たしている意思が感じられた。
ずっと見守ってくれてたのか?
私はそのアストラル界のスズメバチに改めて感謝して敬意を表し、彼は「神の使わしめ」だと思うようになった。
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ここでまた、私が遭遇した異次元、高次元の存在を整理してみたい。
<守護系ー人間の霊的進化を導く系統>
(高次元トップ層)白のマスター集団(記事15参照)
↓
(高次元中間層)スピリチュアルガイド(記事6参照)
↓
(守護される側)私、ヌートピアン他、一般人
<祭り系ー自然界・地球の秩序を維持する系統>
(高次元トップ層)日本の神々(神道系)(記事29参照)
↓
(高次元中間層) 祭り囃子集団(自然界の秩序を司る)(記事20参照)
↓
(アストラル界)使わしめ(記事29)・一般の精霊・ノラ精霊(記事13)
以上は私が直接体験を通じて知った内容である。
関連の書籍を読めばもっと多くの情報が書かれていると思うが、それらを鵜呑みにして理解しないまま引用するだけなら情報の価値がない。ただのコピーペイストである。
世の中のサイトにはそういう引用、孫引きで溢れかえっておりオリジナル情報は極めて少ない。引用が繰り返されるたびに不純物が混ざり真実性もエネルギーもダウンする。
そもそもオリジナルとされる情報も意図的に改ざんされたものが真実とされている場合もある。
そのため私は試行錯誤があるにせよ、私自身の直接体験により真実を求めていく。
新たな真実が見つかればこれまでの情報に新事実を付記していくのでその点につきご了承いただきたい。
自分自身で体験して真実だとわかったもの(必要あらば高次元からの啓示や直観も添えて)を皆さんと共有したいからだ。
真実が分かった都度、この世に表す言葉が見つからない場合は造語にて対応するが(ノラ精霊等)、なるべく一般に使われる言葉を用いたく、今回「アストラル界」という言葉を初めて使ってみた。
普段私たちが認識している世界を3次元と称するなら、アストラル界は4次元といっていい。ただし4次元は高次元ではなくピンキリであり、ネガティブな存在の住処でもあるから注意したい。
高次元は5次元以上ということになり、我々は死んだら4次元に入るが5次元は相当、意識レベル、霊格が高くないと入れない世界と理解いただければよい。
最後にもう少しだけメッセージ。
精霊の実在性について半信半疑の人も多いと思うが、私は何度も彼らに遭遇して姿を観たり声を聴いたりしてきた。
(したかったわけではないが)
ノラ精霊は何か建設的なことをしてくれるわけではないが、それでも、彼らがそばにいることによって私たちがまだ気づいていない恩恵を受けている気もする。
私に言わせれば、幸運や富をもたらす座敷わらしもノラ精霊の一種だし、精霊が寄りつかない家は何かが足りない。
精霊がリラックスできる家や人は私たちも安らぐ家や人
ではないだろうか。
精霊(含む座敷わらし)に会いたい、住んでほしい人は上記の「精霊が住みたくなる家」と「精霊が好む人間」のリストを参照されたし。
書いてから言うのもなんだが私の家は掃除が行き届いているわけではない。何事も完璧は難しいので少々抜けてるくらいでよいと思うことにしている。
瞑想もたまにさぼってお酒を呑むもよし。
上記リストに掲げた通り、精霊は欲のない人、がむしゃらに頑張らない人を好むのだから。
その方が楽だし、その結果豊かになり幸せになれるなら言うことなしではないだろうか。
今回も読んでくれてありがとう。
それではまた。