フェブラリーS人気馬考察

ついちょっと前に年が明けたと思っていたら、あっという間にGIフェブラリーSがやってまいりました。
近年サウジアラビアへの海外遠征を選択する馬が多くなり、今年もやや寂しいメンバーにはなりますが、馬券的な妙味は十分ありそうなのでなんとか当てたいですね。多くのトップジョッキーが不在ということもあり、紛れの起きる可能性も高そうです。
せっかくのGIなので、上位人気馬を簡単にコメントしていきたいと思います。
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🐎コスタノヴァ

前走根岸Sは圧巻の一言で、直線カラ馬に前カットされ追い出しが少し遅れるロスがありながらも、瞬時に反応して4馬身差の圧勝。ラスト単走になり緩めていたことから時計もまだ詰められそうだし、何より東京で5戦5勝と舞台適性は高い。最終追い切りも3頭併せの真ん中は根岸S時と同じで、好時計を出しており調子も良さそう。気になる点としては乗り替わりと、久々の58kg、GIのペースへの対応か。道中揉まれたり極端に後ろにならなければ直線しっかり伸びて力は発揮できそう。

🐎ミッキーファイト

前走名古屋大賞典をレコード勝ちで人気しそうだが、2.5kg斤量の重いノットゥルノとクビ差となると、レースレベル自体には疑問が残る。戸崎Jが「瞬発力というよりは、長く脚を使えるイメージ、コーナー4つの方が良い」と語っているようにベストな舞台ではなさそうで、新馬戦以来の東京1600mがどうか。とはいえJDDでのフォーエバーヤングと0.2差、サンライズジパングを5馬身負かしている実績は無視できず、一週前追い切りでは坂路で4F50.9秒ラスト1F11.5秒と猛時計を出しており軽視はできない。

🐎エンペラーワケア

3走前の欅Sでコスタノヴァに1馬身差届かずの2着も斤量は2kg重かった。前走で1600mの競馬にも難なく対応。しかも直線内に押し込まれブレーキをかけさせられ、万事窮すと思われたところから再度立て直して狭いところを抜けて勝ち切ったのだから恐れ入った。ベストは1400mだろうが能力の高さは疑いようがなく、鞍上替わりと間隔の空いた臨戦過程がどうかだけ。

🐎ペプチドナイル

昨年の勝ち馬ペプチドナイルはずっと一線級の相手に好走しており地力は高い。前走のチャンピオンズCは逃げたレモンポップを勝負どころで仕掛けて捕まえに行ったが先に苦しくなってしまい、差し馬にも差されての5着。ただ勝ちに行った競馬の結果で、そもそも1800mがやや長かった印象。ベストの1600mで上積み期待。

🐎サンライズジパング

前走道中の追走に苦労して直線半ばでようやくエンジンが掛かってからはよく伸びての2着。3角過ぎから鞍上が押していたがなかなか反応できずに差し遅れ。スタミナ型でズブい馬で東京1600mは合わない印象も、前に行きたい馬が多いのでハイペースの体力勝負になれば一席あるか。

🐎ドゥラエレーデ

サンデーファンデーに逃げ残りを許した前走のプロキオンSは好発から川田Jらしくポジション上げて3番手追走。4角手前でやや離され、直線入ってもギアが上がらず後退してしまいそうな手応えだったが、残り200mで外から上がってきたサンライズジパングに合わせられてからはじわじわ伸びていた。後ろからも競馬できる馬で鞍上がどっちを選択してくるか。じわじわ脚を長く使えるタイプだけに東京への舞台替わりは合いそう。鞍上得意の捲りは警戒が必要だが、そもそも捲りがハマるペースにはならなそうで…。

🐎サンデーファンデー

前走プロキオンSはしてやったりの逃げ残りでの勝利。とはいえ4角から自らペースを上げて一旦後続とのリードを広げての直線逃げ粘りで、簡単には止まらなかったのだから力はある。1ターンの東京替わりはマイナスも、すんなり単騎逃げのケアは必要か。他に前に行きたい馬との枠並びで取捨を決めたいところ。

お読みいただきありがとうございました！
枠順、バイアスと睨めっこしながら決めたいと思います。
今年初のGI楽しみましょう👍

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