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ありがとう「虎に翼」

NHKの朝ドラ「虎に翼」、朝からなかなか重たい話が続く。

今、私は娘の巣立ちで悩んでいる。

119話で岡田将生さん演じる義父(航一)と主人公の寅ちゃんの娘(優未)が今後のことで口論となった。
大学院を辞めると言い出したからだ。


航一(岡田将生)さんのセリフ
「可愛い娘が傷つくところを見たくないんだ。」

このセリフを聞いてハッとした。
今の私と同じ気持ちだったからだ。
娘がこれ以上傷つかないように、失敗しないように先を気にしていた。
少し長く娘より生きている分、なんとなくこうなるだろうと予測がつくから、つい心配で根回しをしてしまいそうになる。
でも、それは娘にとって、「要らぬお世話」なのだ。

自分が若かりし頃、親に反発していたじゃないか。
失敗して自分の意思で気づきたいって思ってたじゃないか。
なのに、娘にその権利を持たせないなんてナンセンスにもほどがある。

「私、親になったんだな。」
いつの間にか親の心を持ててたんだな。

この前、娘と一緒に遺伝病についての話し合いの場がもたれた。
娘は「遺伝子を調べない、予防的検査も受けない」ことを選んだ。
私は娘の気持ちを尊重した。
でも、大腸検査だけは受けて欲しかったから、そう伝えたが娘は拒否した。

何が因果でこの遺伝子を持つ私のところに生まれてきたのか?
娘は前世の記憶が小さい頃にあった。
自分自身で選んで私のところに生まれてきたのだ。
こんな遺伝子を持つ私のところに敢えて生まれてきたのだ。
私は私で妊娠する前に夢で娘に会っていた。
だから、生まれてくるのが女だとわかっていた。

娘の人生を尊重する。

それしかできない。
そうするしかない。

娘の人生を信じる。

それしかできない。
そうするしかない。
そうするべきた。

「心配する」ということは娘のことを信じていないってことになるよな。

まだまだ気持ちの上で納得できてないな、私。
こうやって、遠くから手出しせず、心配ながらも見守ることに徹する…
今の段階での私の娘への対応。

結論。
岡田将生さんのセリフがきっかけで自分の気持ちに気づくことができたって話。

ゾロ目

追記:

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