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④リトワン舞台・前編

前回のあらすじ
来年のトライアルも、サービスサービス〜!

突然ですが、皆様は心に残る作品に出会った事はありますでしょうか?
それはドラマだったり、映画だったり、音楽、漫画、アニメ、絵画、、、色々な媒体の中で知ったり触れたりする機会も時代の流れとともに増えてきました。
心に残る作品には持論なのですが「理由」がある物だと思っています。

前置きが長くなってしまいましたが、自分は心に残る作品の中にMEHEMさんの「鐡の夢果て」があります。

作品自体の内容や感想には触れませんが、
この作品で保育士時代の苦しかった自分にかけてあげたかった言葉を貰えて、救われたと思っています。あの体験は恐らくこれから先色々な作品に出会うと思いますが、超える事は無いと思っています。それぐらいあの時に、あの瞬間に、あの思いを抱いていた自分にとっては特別な作品です。
簡単に言ってしまうと、失恋直後に聴く「ドライフラワー」や「366日」と言った感じです。
本当に簡単ですけど。

ある日、マナカさんから「MEHEMさんでアンサンブルキャストを募集している」と連絡がきました。最初にその通知を見て「、、え?」と思いました。自分が?あのMEHEMさんに?出演できる?
直ぐに参加の返事を送りましたが正直な所、頭の中は全く追いついていなかったです。何せあの時の自分を救ってくれた作品を産み出した劇団に携われる。こんな嬉しい事はありません。
恐らくですが宝くじが当たった時も自分は同じリアクションになると思います。
LINEグループに入れていただいたのですが、メンバーを見て「えっ?オールスターやん。大乱闘スマッシュブラザーズやん」と衝撃を受けました。
しばらく日が経ち、顔合わせの日が来ました。
ど緊張です。舞台上で観てきた方々、カモフラから引き続き共演される方々、同じジャンク堂のメンバー、、、豪華でした。それしか言葉が見つからない。

稽古が始まりました。アンサンブルキャストの立ち位置も分かってきて、人生初のオープニングパフォーマンス、歩きマイム、めちゃくちゃ苦戦しましたが、この舞台をぜったい成功させる!
とにかく頑張ろう!と意気込んでいました。
しかし、ある一つの考えも言い聞かせていました。それが、ある問題に繋がる事になります。

「絶対に邪魔になる事はしない」


⑤リトワン舞台・後編に
続きます。 







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