古き良きが息づく宿 ー梢の雪ー
皆さんこんにちは。旅ライターのヤマです。
今回は、私一押しの宿、「古民家noie梢乃雪」(以降、梢乃雪)を紹介します!
歴史が息づく古民家ゲストハウス
梢乃雪は文字通り「こずえのゆき」と読みます。外装は合掌造りのような角度のついた屋根が特徴的。中には懐かしさを感じる(と言ってもそんな時代に私は生きてはいませんが・・・)薪ストーブや囲炉裏があります。また、2階にも縁側があるなど、古民家の中でもかなり個性的な造りをしています。
雪深き長野県小谷村
梢乃雪は、長野県小谷村(おたりむら)の山間にあります。周辺には、日本百名山に選ばれている雨飾山や、紅葉が非常に美しい鎌池、江戸時代から続く秘湯、小谷温泉 大湯元 山田旅館など、見どころが多いのも特徴です。この地域は、長野県というよりはほぼ新潟。冬場は雪が多く降り、一面銀世界へと姿を変えます。
何もしないために行くのも一つの楽しみ
前述したように、宿周辺には多くの見どころがあります。しかし、とにかくせかせかした生活を送っている私たちにとって、ここへきて、時間に追われること無く、何もプランを立てずにのんびりするというのも、ある意味贅沢な楽しみです。ある人は2階にある縁側でずっと外を眺め、またある人は薪ストーブを囲んでうたたねをする(私ですw)。そして、夜は近くの温泉にみんなで行き、戻ったら囲炉裏を囲んで夕食をとる。現代人が失ってしまった心のゆとり、生活スタイルを取り戻すことができるのです。
日常という非日常を味わいに
昭和初中期ころまでの日常は、今の私たちにとっての非日常となってしまいました。時間を気にしないようにするだけで、なぜか普段目のいかないよなものにふと気づくようになります。そして、空気のにおいや風の音、雲の流れまで、五感が研ぎ澄まされ、感じるようになります。忘れてしまったものを取り戻しに、ちょっと山深い梢乃雪へ、足を運んでみてはいかがでしょうか。
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