【AP】応用情報技術者試験の勉強方法
2024年度春季に受験した、応用情報技術者試験に合格しました。私個人の体験談にはなりますが、どのように勉強してきたかをご紹介したいと思います。
バックグラウンド
基本情報技術者試験にはCBT試験で2023年12月に合格しております。
もともと中小企業診断士の受験をしていたのですが(今も勉強中ですが2024年度は諸事情により申込みしていません)、応用情報技術者試験を合格していると、一次試験の経営情報システムの科目が免除になります。遠回りでも良いので、少しでも試験直前の負担が少なくなればと思ってAP合格を目標にしていました。
また病院で働いている非ITエンジニアですが、勉強しているときはITエンジニアも転職候補になったらいいなと考えていたこともありました。
勉強ツール
ほぼ応用情報技術者試験ドットコムのみを使用して合格しました。午前試験も午後試験もこちらのサイトで事足りると思います。
午前試験
上記の過去問道場でランダムに過去問をどんどん解いていきました。少し考えて分からなければ、解説を読み、理解度に色付けをしました。問題をたくさん解いていくと、苦手な分野がはっきりします。苦手な分野については、分野ごとの問題集で集中的にアウトプット・インプットに取り組みました。最終的には、直近の正解率が8割程度になりました。
本試験では
ストラテジ系
22.50点(90%)(満点25.00点)
マネジメント系
10.00点(80%)(満点12.50点)
テクノロジ系
42.50点(68%)(満点62.50点)
でした。
午後試験
私はネットワークやデータベースに苦手意識を持っていたので(インフラエンジニアとしてはかなりの弱みな気がします笑)、必須①情報セキュリティに加え、選択問題は②経営戦略、⑨プロジェクトマネジメント、⑩サービスマネジメント、⑪システム監査を選択しました。それぞれの過去問を眺めてみて、まず合格することが最優先だと考え、なんとか取り組めそうな分野を選択しました。②経営戦略については、中小企業診断士を通じて勉強したことがかなり役に立ったと思いました。(中小企業診断士の二次試験で用いられる知識よりは易しいかなと思いました)
過去問演習によるアウトプット中心の学習をしました。極力解説は見ず、自力で今ある知識で考え抜いて、分からない単語などをネット検索して、それでも分からなければ解説を読んでいました。⑨、⑩、⑪は必要になる知識は少なく、ひたすら考え抜くことを意識していました。
午後試験の得点は67.00点でした。
さいごに
最近は、無料で勉強できるサービスが多くなってきて、本当に良い世の中になってきたなと実感します。簿記のCPAラーニングとか、FPのほんださんYouTubeチャンネルとか、情報処理技術者試験の過去問道場とか。日本のリスキリングに本当に貢献されているなと思い、心から尊敬しています。
私も、まだ合格できていませんが、中小企業診断士の勉強サービスについて、広告等を駆使して無料に近い価格で提供できるようにしたいなと思っています(まずは合格しろっていう話ですが笑)。