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無知の知を知ってほしい
自分は大学受験のときに、地理歴史公民の教科は、「倫理、政治・経済」を選択しました。特に倫理が大好きでした。また勉強し直したいと思っているくらいです。
学生のときはけっこうとんがっていて、若気の至りムンムンという感じでした。そんな中で勉強する倫理は、自分の生き方を見つめ直す絶好の機会でした。
倫理で勉強したことで、何が1番役に立っているのか?今、ぱっと考えてみたんですが、おそらく「無知の知」だろうと思いました。
無知の知は、古代ギリシアの哲学者ソクラテスの言葉であり、Wikipediaで以下のように説明されています。
自らの無知を自覚することこそが、真の認識に至る道であるということ。自らは様々な先入観や思い込みにとらわれているということを知ったり自覚するということ。
要は、知ったかぶりをしない方がいいよ、ということです。知らないという負けを認めることで、新しくて知らなかったことを勉強できるチャンスです。でも、これって謙虚じゃないとなかなか難しいんですよね。ついつい見栄を張って、これはこうだろ!と言ってしまいたくなるものだと思います。自分も時々そう言っちゃってる気がします。
そんなときに、無知の知をふと思い出します。
自己が無知であるということを自覚するということが無知の知であり、ソクラテスの優位とは誰よりもこのことに優れていたということである。
自分は知らない、と自覚しているだけで、知ったかぶりをする人より優位というわけです。私は、これにすごく勇気付けられました。分からないことは分からないでいい。思い込みで判断するより、きちんと調べて解決した方がいいこともある。知らないことは恥ずかしいことではない。そういう風に思うようになりました。
また勉強がてら、哲学の自分の好きな言葉をnoteにまとめていこうと思います。ここまで読んでいただきありがとうございます。