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今までに落ちてきた試験たち

今まで比較的多くの試験に受けてきましたが、合格したものもあれば、残念ながら不合格だったものもあります。今回は、今まで受けてきて不合格だったものについて書いてみようと思います。


国立大学医学部医学科

大学卒業後、臨床検査技師の国家資格が取れていたので病院で働いていましたが、どうも不完全燃焼なところがあり、仕事を辞めて実家に居させてもらい約2年間、医学部受験をしました。現役のときも医学部医学科に行きたいと思っていましたが、到底学力が及ばなかったですし、浪人を耐え抜く気持ちもなかったので、当時は諦めました。数年ぶりのチャレンジです。

1年目は、宅浪でした。ひたすら家で勉強します。といいつつも、いまいち集中しきれておらず、模試もE判定しか出ませんでした。当時のセンター試験は約8割程度しか取れず(最低でも8割5分くらいは必要でした)、二次試験の科目が英語と数学だけの島根大学の医学部医学科に出願しましたが、案の定、砕け散りました。

これじゃまずいと思った2年目。近隣の図書館に行くようになります。しかしまたしても完全に集中できていたかというと、甘えが出ました。途中模試でA判定が出て、それでだいぶ余裕を感じてしまいました。瞬間風速でしかないのに、、センター試験は再び8割程度しか取れず、傾斜判定で岐阜大学医学部医学科がギリギリD判定だったので岐阜大学に出願するも、不合格となりました。

しかし、本当に苦手だった数学もちょっとはできるようになりましたし、やりきった手応えを得られました。何でも少しずつ頑張れば、ちょっとはできるようになる、と自分に自信を持てるようになりました。ここで、自分は本当に医者になりたい、というより、自分に正直に頑張れているか、ということが重要なんだと気づきました。(もしかしたら、医学部に落ちた自分への言い訳かもしれませんが)

2年間も働かず勉強させてもらい、親には本当に感謝しかありません。わが子の大きくなる姿を、まめに見せに行きます。これで親孝行とさせてください。笑

医学部再受験への情熱が収まったところで、とりあえず再び働き始めないと行けないので、他に経験も資格もない私は、また臨床検査技師として働き始めました。

医療経営士3級

医療経営士とは
医療機関をマネジメントする上で必要な医療および経営に関する知識と、経営課題を解決する能力を有し、実践的な経営能力を備えた人材です。
長らく“経営不在”と指摘されてきた医療界において、「医療経営士」は、これからの医療現場を担う重要な人材と位置づけられます。

https://www.jmmpa.jp/about/

病院でぼちぼち働くなか、医療現場で経営に携わることを目指すならこんな資格もあるよ、と言われて紹介されたのがこの医療経営士試験でした。3級から順に合格すると2級、その次は1級と受験できるようになります。2021年頃に1回目を申込み、そのときは下の書籍を購入して勉強しました。

あんまり聞いたことない試験だし、合格率も3〜4割あるから、これだけ読んどけば受かるっしょ!と思っていましたが、試験中「あれれ〜おかしいぞ〜(全然解けない)」となり惨敗。舐めプでした。
2回目は下の問題集を買いました。

けっこうやりこみ、2回目の試験に挑みましたが、またしても惨敗です。そもそも数冊ある公式のテキストを読み込んだ上でこの問題集に取り組むべきだったので、全てをカバーできておりませんでした。2回とも私の準備不足に尽きます。教材は大変良いものでした。

今は医療業界でこれ以上働くことが考えられないので、受ける予定はありません。しかし、今後会計事務所へ転職が成功し、税理士などに受かることができたあとでは、クリニックなどにも関わることができれば良いなと思ってはいるので、その際はまた受験を考えると思います。その時が来るまでには、かなり時間がかかりそうです。

中小企業診断士

日経の広告欄で、中小企業診断士を受けてみませんか?という旨の広告を見かけたのが、中小企業診断士との出会いです。

中小企業診断士は、中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行う専門家です。

https://www.jf-cmca.jp//contents/002_c_shindanshiseido/001_what_shindanshi.html

経営に携わりたいと思っていたので、中小企業診断士を勉強しようと思いました。

1年目の受験

2021年夏頃からコツコツ勉強しました。以下のまとめシートを活用しました。

2022年度の第1次試験では、医学部再受験の際、倫理、政治・経済を勉強していましたので、A:経済学・経済政策は高得点を取り、また医療情報技師を取得しておりましたので、F:経営情報システムも多少は知識がある状態でしたし、E:経営法務も、なぜかラッキーで高得点でした。こうして2022年度の第1次試験に奇跡的に受かることになります。自己採点ではギリギリ不合格でしたが、得点調整とか何かがあって奇跡的に合格していました。
しかし、完全に落ちていたと思っていたため、二次試験の対策は全くしておらず、なんなら一次試験の合格発表の封筒(だった気がする)を確認するのも怠っていたという不始末。慌てて二次試験の勉強をし始め、過去問の解答を写経しておりましたが、あまり意味はなく、事例Ⅳ(財務・会計)についてはほぼ勉強しておらず、全く歯が立ちません。見事に撃沈します。

令和4年度の二次試験の結果。事例Ⅰと事例Ⅳは40点の最低点すら届いておらず、、

2年目の受験

第1次試験に合格した年とその翌年は、第2次試験を受けることができます。なので2年目は第2次試験から挑戦できます。
どうやって勉強していこうか迷っていたため、タキプロに参加することにしました。

毎回、2次試験の問題を各自で解き、解答を送って、Zoomで参加者の解答について意見を言い合うものです。このミーティングには中小企業診断士に合格したばかりの方も参加されており、解き方の指針や、模範となりそうな解答を得られたり、また有用なテキスト・問題集などを教えてもらい、これは非常に有意義でした。しかし、問題を毎回解くのがかなり大変で、タキプロ勉強会には3回しか参加できず、2023年度の第2次試験も惨敗しました。

2023年度の第2次試験の結果。惨敗だが、とりあえず全科目40 点以上で良かった、、

次回の受験から心がけたいこと

「ふぞろいな合格答案」を購入し、過去問演習に取り組む。タキプロに毎回参加するべく、前々から過去問を解きたいなぁ、、

事例Ⅳは、計算問題集を何周もし、全ての問題をミスなく解けるようにする。

コツコツやっていきます。

学んだこと、今後について

試験を多く受けた中でまあまあ挫折を経験しましたが、人生を左右するような状態で勉強をするのは、心理的にかなり負担になるので、最低限仕事をしながら勉強するようになりました。仕事をしていれば、最低限の大人としてのノルマを果たしているような気がするので、これで勉強をしてても怒られないという感じがしています。私はケチなので仕事していればお金も少しずつ貯まりますし。性格的にどうしても、資格勉強それだけに自分のエネルギーを集中させるのができないので、コツコツ地道に勉強できる環境を整えた方が、仕事で使う頭も異なるので気分転換になり、自分のメンタル的に良いと思っています。

やっぱり資格勉強を通じて、少しずつ自分の知る世界が広くなっていくような気がして、より物事を考えるにも、色んな視点から考えることができるようになった気がします。FPの勉強も少ししていますが、相続や社会保険、民間保険など普通に知ってて役に立ちそうだなということもあります。これからも地道にコツコツ頑張ろうと思います。良くも悪くも諦めきれないのが、自分の長所だとも思っています。合格するまで試験を受け続ければ、必ず勝てます!

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