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冷凍の可能性を広げる!「冷凍生活アドバイザー養成講座」で得た学びとアイディア


「冷凍生活アドバイザー養成講座」を受講してきました。

冷凍保存をより詳しく学びたいと思ったきっかけは、オンライン料理教室や作り置き講座を開催する中で、多くの方からいただく次のような質問でした。

「この料理、冷凍できますか?」
「余った食材は冷凍保存できますか?」

核家族化や共働き世帯の増加により、食材を使い切れず冷凍保存を活用する人が増えていることを実感します。

一方で、私は大家族で生活しているため、冷凍の機会があまりなく、
その便利さに気付いていませんでした。(作ったら、すぐに食べ切ってしまう)

しかし、私自身も下味冷凍の便利さを体感。
冷凍についてもっと詳しく知りたい!と強く感じ、受講を決意しました。

冷凍、すごい・・・!



冷凍王子こと西川剛史先生から学ぶ!


講師は「冷凍王子」こと西川剛史先生
テレビ番組『マツコの知らない世界』や多数の書籍で有名な方です。こんなすごい先生に直接教えていただけるなんて、幸運でした!

👇こちらの動画、勉強になります

 前半は食品冷凍学の基礎から学びました。

  • 冷凍とは?(温度帯、微生物、栄養、物理的現象)

  • 解凍とは?(解凍理論、解凍方法)

  • 家庭での冷凍テクニック

これが大変、勉強になりました。
食品が冷凍・解凍でどう変化するのかを科学的に紐解く講義に、久しぶりの食品学のワクワクを思い出しました😊

「冷凍すると水っぽくなる」「食感が悪くなる」――こうした現象も、理論で説明されると納得感が違います。
そして、それを防ぐための家庭でも実践できる冷凍・解凍のテクニックを教えていただき、大変参考になりました。

冷凍オッケ〜のポーズ👌



冷凍の可能性と活用アイディア

講義を通して、冷凍保存が食生活にどう役立つか?と私なりに考えてみました。

1. 生活習慣病予防に役立つ

健康的な食生活では、さまざまな食材をバランスよく摂取することが重要です。
冷凍保存を活用すれば、余った野菜やタンパク源をストックでき、栄養バランスが整いやすくなります。
冷凍することで栄養価をキープできるのも大きなメリットです。

2. フードロス削減につながる

家での料理の作り過ぎによる食べ残しや、買ったのに使わずに捨ててしまうこと、料理を作る時の皮のむき過ぎなどの家庭系食品ロス(284万トン)もあるそう。

FAO(国際連合食糧農業機関)の報告書によると、世界では食料生産量の3分の1に当たる約13億トンの食料が毎年廃棄されています。

日本でも1年間に約612万トン(2017年度推計値)もの食料が捨てられており、これは東京ドーム5杯分とほぼ同じ量。日本人1人当たり、お茶碗1杯分のごはんの量が毎日捨てられている計算になります。

出典/農林水産省・環境省調べ、FAO、総務省人口推計(2017年)

冷凍を活用すれば食材ロスを大幅に減らせます。
計画的な購入と冷凍の組み合わせで、無駄をなくす工夫ができそうです。

3. 食の楽しさが広がる

後半では、冷凍技術を活用した食材別テクニックを学びました。
また、お肉や魚をはじめ、冷凍保存を活用したレシピの考え方まで幅広く学びました。

作り置きと冷凍組み合わせたら最強じゃない?

冷凍による食感の変化を活かし、色んなアイディア料理に展開できる点に可能性を感じました。
中には、冷凍することで栄養価が増える食材もあると知り、驚きと発見の連続。

ここは私の得意分野でもあります。

冷凍保存を活用して料理の幅を広げることはもちろん、時短を叶える工夫も加えられるので、「忙しいけれど美味しいものが食べたい」という方々に役立つ!と確信しました。
また、このようなアイディアが食や料理への興味関心を高めるきっかけにもなると感じ、ますます冷凍の魅力に引き込まれました!



冷凍保存で叶える、健康的な食生活

実は、私自身も以前は野菜を無駄にしてしまうことがありました。
冷蔵庫に保存しているうちに使い忘れてしまったり、時間がなくて簡単な料理に頼ったりと、せっかく買った野菜を泣く泣く捨てた経験があります。

例えば、余った野菜を軽く下茹でして冷凍しておくと、必要な分だけ取り出せてとても便利です。
忙しい日でも、冷凍野菜や冷凍したタンパク源をさっと加えるだけで栄養バランスがぐっと良くなり、食事作りの負担も軽減されます。
さらに、冷凍することで栄養価がキープできるのも大きなメリットです。

冷凍保存は、忙しい方々にとって健康的な食生活を支える強い味方だと改めて実感しました!

▼そしてちゃんとしたフリーザーパックを買おうと決意




冷凍作り置き講座を開催します!

今回の学びを通じて、皆様にどのようにお伝えすれば役立つかをじっくり考えました。そして、私ならではの形でお届けしたいと思います。

この学びをもとに、1月23日(木)10:00~2月8日(土)10:00~から、「冷凍マスター講座」 を開催します!

冷凍生活アドバイザーの知識に加え、管理栄養士としての知見や料理講師としての経験を融合させたオリジナル講座です。冷凍保存の便利さを最大限に活用し、皆様の食生活をより豊かにするための内容をお届けします!

こんな方におすすめ!

  • 冷凍を活用して食材ロスを減らしたい方

  • 効果的に栄養を摂取したい方

  • 調理時間を短縮したい方

  • 料理の幅を広げたい方

  • 料理講師として新たな知識を得たい方

冷凍の魅力を存分にお伝えします。
ぜひこの機会をお見逃しなく!

🔽講座はこちら


広島で韓国料理を楽しむ

帰りは広島駅構内で、韓国居酒屋で調査も兼ねて夕食。
まだ、ハシゴレッスンのレシピに頭を悩ませているワタシ!

オデンタン。やっぱり日本のさつま揚げと違う!もちもちしていてウマ!
カタクチイワシの出汁が感じられる。これと、ソジュを合わせて屋台飲みしたら最高なはず


とんでもない量のケランチム笑 多分卵5個は使っている。とても一人じゃ食べきれないので、お隣のカップルとシェア。この土鍋?がふわふわ卵の秘訣やな

実は、こうした外食産業でも冷凍技術が活用されています。
冷凍の力で、食材の鮮度や品質を保ちながら、多くの方に美味しい料理を届ける仕組みが支えられているのですね。

この学びを、自分の講座やレシピ開発にも活かしていきたいと思います!


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管理栄養士 えみこ先生 | 時短作り置き料理教室
最後まで記事をお読みくださりありがとうございました! スキやフォローをいただけましたら、とても励みになります。 また、サポートも大変ありがたく、レシピの試作費や執筆のための資料収集などに大切に活用させていただきます。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。