秋の訪れ。

今朝、顔のそばでふみふみされて起こされた。
たったそれだけのことなのに、とても嬉しい。

というのも、最近までは暑さのせいで、廊下の床に
ペターっと寝ていたのである。
我が家はメゾネットタイプの賃貸で、1階が玄関、
2階にお手洗いと寝室、
3階にお風呂とリビングともう一部屋という造りなのだが、
私が寝るために、2階の寝室に降りていくと、とことこ着いてきて、
一通りベット周りで遊んだのち、
「では、お休みなさいませ。」と言うかのようにして寝室前の
ドア横定位置に躰を預けるのだった。

今の家に引っ越してきて3年経つが、今までのふた夏は
そんなことがなかったように記憶しているので、
やはり今年は異常な暑さだったのだと思う。

（ちゃんと冷房は入れてたけどね）

そんなこんなで、また一緒に寝る季節になったのは嬉しいのだが、
数ヶ月ひとりで寝ることに慣れてしまったため、夜中にいつの間にか
足下に潜り込んできていたおハル（はるちゃんの丁寧な呼び方）を蹴ってしまい、すぐさま誤った。
幸い、彼女も寝ぼけ眼だったようで、ご機嫌ななめにはならずに済んだ。
嬉しい反面、これから寝る時は気をつけないとなと思うのだった。