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悲しみは生きるに変えて

ウクレレで「島唄」が弾けるようになり、
次は歌もちゃんと歌えるようになりたいと、
毎日練習しています(笑)

この曲、歌えば歌うほど歌詞が身に染みて来て、
時々、息苦しくなり、今のガザ地区の人達をも連想してしまいます


何年か前、宮古島に旅した時、
海岸で三線を奏でているミュージシャンと出会ったのですが、
すっかり仲良くなり、三日間、昼間の数時間は彼の歌と過ごしました

誰も居ない超ローカルな海岸で、彼女と三人だけの世界だったので
強烈な思い出になっています


三日目、彼は不思議な事を話し始めました

こんな小さな島なのに、みんな仲良しでは無い事。
派閥みたいなものがいくつも存在している事。
目の前を通り過ぎる中国人を載せた豪華客船を見ながら
彼らが来てくれないと、島が成り立たない事。
でも、いつ占領されるか分からない恐怖感を持ってる事。

そして、
その時は日本は自分達を見捨てるだろうと。


その時、
彼は少し、ナイーブになってるんやな、と、
笑いが起きる話に誘導して穏やかに終わりました。


ただ、
自分達の事を日本と呼んだ事をナチュラルに違和感が残りました

あんたもに日本人ちゃうんかい!と(笑)


沖縄って、日本になって、まだ150年なんですね。

それも、琉球王国時代、
どちらかと言うと中国との貿易で潤っていた

中国の人達は自分達の島と思っていたみたいなんですね

このあたり詳しく無いのですが台湾との位置と似ていたような。
簡単に言うと、欧米や中国と言う強国に必要とされて来た


日本も目ざとくって、150年ほど前に、
どさくさ紛れに日本に組み込んだ(笑)


彼が悲しそうに言った、
強国が攻めて来た時に見捨てる??

まんざら妄想でも無いように感じています。


都会に住んでいると、早い時間に流されて、
不感症になりがちになりますが、
健康で生きられている事って、凄いラッキーな事なんですよね。



幸せな生き方も、
事業の成功も、
素晴らしい出会いも、

90%は運だと思って来たのですが、
その運を引き寄せる事は出来ますね。


「生きる」

生きてる実感を味わう。


ここに尽きると思っています。


過去の悲劇に悲しみだけを憶えるのでは無く、
この瞬間に生きてる実感や感謝を感じたいと思って
奏で、歌っています

作詞された方には失礼かもしれませんが、、、

何かのタイミングで、
あの海岸にウクレレ持って行きたいと思っています。



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