日本学術会議の任命拒否
2020年に起きた、会員候補6名の任命拒否。
今、それが再びTwitterで話題になっていたので
自分が思うところ、そしてTwitterで書き込まれた内容を
自分なりに解釈・考察していこうと思います。
今回はこのツイートに寄せられた声を考察します。
この動画の内容は視聴していただけると
ありのままを感じれると思いますが、
要約すると
現体制のためではなく、日本社会全体のために様々な意見をもつ学者が
会員でなければ日本学術会議の存在意義がなくなってしまう。
政府に偏った意見の学者ばかりではロシアやナチスドイツと
同じ道をあゆんでしまう。
こんな感じに自分の中でまとめました。
ですが、一度は自分の目、耳で見聞きするのをおすすめします。
ここで、私の立場・意見を少しお話させてもらいます。
結論から言うと、動画内で話されている内容は間違いのない事
だと、感じました。
その理由は、民主主義において多方向の意見を取り入れて政策を
実行していく事は当たり前のルールであって、
『多方面の意見を取り入れている』という部分は確実に保証
しないといけない点だと思うからです。
つまり、政府が6名の候補を任命拒否したことが問題ではなく
『任命拒否の納得できる理由が明かされてない』ことが
問題だということです。
では、ここでこのツイートに寄せられた声を取り上げて
考察等をしていきたいと思います。
【仰るとおり、独立して自由に学問すれば良いと思いますけど。】
確かに、学問の自由は侵害されてないし、自由にできると思います。
しかし、学術会議には政府に提言する事ができ、その提言の信頼度は
民間で提言するより高く、提言の実現度も高い。という風なことがあれば
任命拒否されたので素直に民間でやります。とは言えないと思いました。
【どこでも勉強できるやろ。公金チューチューばかりしてないでキチンと勉学に励みなさいな。】
これも、上のものと同じで
どこでも勉強できる。という点はその通りだと思います。
だけど、学術会議は勉強して提言する組織であって、ただ税金で勉強している機関ではないということを理解しないとしけないのでは?と思いました。
(怠けてる人がいるかもしれませんがきちんと頑張ってる人もいるでしょう)
あと、大学の教授や学者に勉学にはげみなさいな。は少し傲慢のような
気がしましたw
【ちゃんと勉強してるの?】
この視点は大事だと思いました。税金が使われてますからね。
【任命権は、学術会議側にはありません まともなことができてもいないのに任命されて当然と思い込み、任命されなかったら延々とごねるというのは大きな間違いです 任命されたかったらそれなりの能力を示しなさい】
これは大きく的外れな意見だと思いました。
この意見は任命拒否の理由は『能力不足』と決めつけての発言ですから
政府が理由を公表し、それがきちんとした説明のできる『能力不足』であったならこの指摘は的を得てるかもしれません。
【日本学術会議はもう時代に合わないと思います。 国家の政治目標の達成に貢献できない、または、その達成を阻害するような公の組織は不要であることから、存続するなら私費で運営するべきと思います。】
この意見は少し、怖かったですw
まず、最初から政府の目標のために設立された組織なら
正しい主張だと思いますが、
時に政府が間違った道に進もうとしたときに学問の面から
訴える役割をもっていて、その役割が法律にも記されている時点で
『国家の政治目標の達成に貢献できない、または、その達成を阻害するような公の組織は不要であることから』という前提が間違っているように
感じました。
今回は、再び話題になっている
日本学術会議の任命拒否問題について
完全個人の意見をお話しました。
なにか間違った事を事実として紹介していましたら
ご指摘ください。勉強になります。
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