感染症学 前半

腸管毒素原生と腸管出血生
Etecはワクチンあるがstecはない。エンテロトキシンvs志賀毒素。etec ワクチンは母親に打つ。初乳に抗体を。線毛抗原に対する抗体を。
Stecが新生児で発生しないのはどうして?
Stecは下痢に血がまじるからetecより危ない。
Etec は線毛で付着 組織自体は壊さない 菌自体より毒素が問題?

牛では目が陥没する。豚では目に浮腫←有名な写真。
豚のワクチンはetecのみで、下痢症型しか防げない。敗血症型(哺乳期、すぐ死ぬから病理像の変化が少ない)とか腸管毒血症型(離乳期に浮腫、神経症状←脳の血管が傷つくから、死亡 海外ではワクチンある。日本でも開発)。

Typhimurium 別名ネズミチフス
野生動物がサルモネラを伝播することがある。
サルモネラはマクロファージの中でも生きられる。リンパ管に移動し敗血症。関節炎が起こったり。サルモネラは流産起こしてる。
小腸の絨毛構造が壊れて出血性。チフス様結節が起こることがある。下痢しなくてもキャリアだとふん便にいたりする。生まれた牛にワクチン打つ。淘汰してもいいけど抗菌薬打っても薬剤耐性起こる。4i-が届出指定に2018。

馬パラチフスは妊娠後期。DHL寒天培地で黒くならない。死んだ胎児が感染源に。死なないけど関節炎、腫瘍とか。胎児の胃液から菌分離。凝集検査。ワクチンなし。治療か淘汰。

Choleraesuisは全身。ネズミチフスは腸管。
STはSCに比べて環境からも感染する。届け出?

エルシニアは人獣で、豚では不顕性。

大腸菌群の乳房炎はえぐい。搾乳機を介する伝播は伝染性細菌。夏は放牧で虫が媒介。乳が粘稠性。
慢性乳房炎は逆に乳房が萎縮することがある
乾乳気に抗菌物質を投入するといい。E. coliは環境性?分娩後は甚急性になりえる。血液からエンドトキシンを検出できる。
クレブシエラは環境中に広くいるけど条件が悪いと乳房炎に。

マンヘミアはパスツレラ科の細菌 
ヘモフィルスはパスツレラ。インフンエンザエって名前ついてるけど、実際は違かった。化膿性髄膜炎を起こす。ワクチン定期摂取。
PMで犬から人に行って蓄膿症とか。肺炎になったりもする。
家禽コレラは届け出。伝染性コリーザ
牛のパスツレラ症は多い。混合感染も。とどめを刺すような菌。パスツレラムルトシダは莢膜の型がいくつかある
出血性敗血症 法定伝染病 日本にはない パスツレラは呼吸器系が多いがこれは全身 クレブシエラみたいに莢膜ある。老齢動物はキャリア。幼齢で重症化。中東とか、乾季の終わりに餌がなくなってきてストレスになって感染リスク上がる。水田耕作が多いときも。炭疽とちがってタール状にならない。不活化ワクチンは一応ある。
輸送熱はマイコプラズマ、パスツレラ、マンヘミヤ…いろんな組み合わせ。マンヘミアワクチンという選択肢をお考え下さい。
豚のパスツレラ。肺の肝化が起こることがある。
グレーザー病は豚の獣医は見る。豚でチアノーゼはやばい病気が多い。V因子(NAD)要求性←ブドウ球菌が作る。全身性の症状。離乳のストレスで発症して発育障害とか。繊維素性の胸膜炎、心外膜炎、とげとげな表面。ワクチンある。
牛のヒストフィルスソムニ 血栓栓塞性髄膜脳脊髄炎TEME 不活化ワクチンあり。

陰性のアクチノバチルスと陽性のアクチノマイセス(放線菌)は似てる。
アクチノバチルスは舌に腫瘤ができる。牛、lignieresii 普段は消化器にいる。木舌。病理像が特徴的。肉芽腫病変。類上皮細胞。ワクチンない。
豚胸膜肺炎 アクチノバチルス pleuropneumoniae 胸膜は肺よりも重症ということ。WBCやマクロファージを抑制するから、リンパ球で保菌される。レゼルボアなし。豚から豚。抗体が落ちると感染豚から発症豚に。V因子が好き。ワクチンで発症をおさえる(感染は防げない?)。

グラム陰性、好気杆菌↓。ブルセラは清浄化したから今はあまり重要でもない。鼻祖は海外からやってきたらやばい。
緑膿菌はひとの爪を緑に。ミンク出血性肺炎もpseudomonas。ワクチンで管理されるけどオランダのミンク農場で発生。フェレットとかも感受性あり。緑膿菌自体はポピュラーだが宿主の条件により。
鼻疽は馬から離れて生存できない。類鼻疽は土壌とか他の動物でもいける。鞭毛なし⇔あり。肉芽腫。鼻疽結節。星状瘢痕。マレイン反応は細胞性免疫←細胞内寄生菌だから細胞ごと殺す?乾酪(チーズ)性結節。
類鼻疽は入ったところで炎症。こっちもチーズ状
豚萎縮性鼻炎。マスカラが落ちたやつ(アイパッチ)は双璧を成す有名な写真。B bronchisepticaが繊毛構造を破壊する。くしゃみで骨折することがある。下顎が突出することがある。二つの菌に対してトキソイドワクチンある。←毒素が悪さをするから、菌自体が悪いのではなく、毒素に対して免疫できればよい。…鼻曲がりは実際はあまり見られない。見つかったら全頭廃棄。
犬・猫にB Bronchiseptica. 繊毛に付着→他の菌が混合感染 
Taylorella equigenitalis 馬伝染性子宮炎 PCRにより清浄 流産ではなく胎児がそもそも着床しなくなる、子宮内膜の炎症によって。局所感染なので血中の抗体を見る必要があるのかという議論がある。

ブルセラは基本的にmelitensisしかない。その中に生物型でabortus(牛)とかsuisとかmelitensis(牛、これはかぶってる)がある。牛の流産7-8か月。生殖器に親和性がある、胎盤の栄養膜巨細胞。犬のブルセラcanisはヒトの病原性はそれほど高くない。牛のは高い、マルタ熱。マクロファージとかをタクシー代わりに、リンパ節に限局。乳汁とか環境に注意、他の牛とか人に感染するから。妊娠中は妊娠維持のため細胞性免疫を抑えて液性免疫に傾いている、ひともそうらしい。これを細胞性免疫でブルセラに感染した胎盤の細胞ごと排除しようとするから流産起こる。結節上状の肉芽腫病変(肝臓など)、類上皮細胞。実験動物に接種してその脾臓を見て分離することもできる。かつては試験管凝集反応を用いていたがいまは急速凝集反応(プレート上)・エライザかCF(補体結合反応)。「急速凝集反応→エライザ→CF」で陽性なら報告←抗原がくっついたキットが売られている。いまは種牛とか輸入牛を能動的サーベイランス。
ブルセラカニス。安楽殺する必要もない。去勢でokということもある。ドッグカフェとか繁殖施設で。無症状キャリアーが多い。


野兎病 ダニ、野生動物、羊などから人へ。
レジオネラ 
コクシエラは偏性細胞内寄生←ブルセラは細胞内だけど栄養があれば外部でも大丈夫。抗体があっても発症個体はほぼない。野兎病と同じで自然環境から哺乳類にたまたま入る典型例。ネパールのヤクのミルク。

グラム陰性好気性球菌↓
ナイセリア(淋病)
モラクセラの伝染性角結膜炎が増えてきている。ピンクアイ。乳量が減ってしまう。ハエの駆除

陰性嫌気性無芽胞 膿瘍が特徴的←アミン
フソバクてリウム 蹄と肝臓膿瘍 濃厚飼料が原因 消化管から肝臓に移動して膿か創傷感染(×経皮)屠畜場で初めて見つかる。なんで蹄?

らせん ビブリオ ちょっとひねってる。好塩性で海水に
生の鶏肉でカンピロバクター
鍍銀染色の中にワーチンスタリーとかレバジチが
牛のカンピロ 繁殖障害。生殖器に親和性。交配感染。陰茎包皮に。死んだ胎児は全身性に。月経粘液に高濃度IgA, 淘汰
腸腺腫症候群 lawsonia intracellularis 小腸にも病変が出るという点で豚赤痢と異なる。馬でも出てる。病理で確定診断が可能!馬は春に生まれ夏に離乳するとき見られる。急性では腸内出血でタール様糞。豚では糞から経口。腸内の寄生された細胞は壊れるのではなく分化が遅延。核がない陰窩付近にいて管腔に排菌。腺腫様:癌ではない。人工培地で増えないから腸で確定診断。豚赤痢は届け出だけど。ローソニアは経口生ワクチンで減ってる。

スピロヘータ トレポネーマ 梅毒 遊郭 ローソニアとレプトスピラごっちゃにしない!
レプトスピラは家伝法で含まれる犬の唯一の疾病。手袋使わないと入ってくる。沖縄の田んぼで豚のレプトスピラ。明治製菓。サルモネラと同じで血清型により届け出。血色素尿、コーラの瓶。l. interrogans sbsp. 血清型は斜線にしなくていい。牛は少ない。犬でワクチン?牛では
腎臓に来る。抗体ができて血中にいられなくなるから→レプトスピラ尿症。感染しているネズミは一生レプトスピラを出し続ける。コルトフ培地。MATで血清型を同定 暗視野蛍光で
犬のレプトスピラは都道府県知事に。icterohaemorrhagiae 出血斑とか黄疸←肝臓 Canicola←腎臓。湿地に連れていく場合はワクチン。この2つが届出

牛の蹄の病気→トレポネーマが果たして原因なのか?
豚赤痢 届け出 Brachyspira hyodysteriae 大腸疾患!⇔腸腺腫
大腸の基底膜に侵入する⇔腸腺腫 運動性と毒性ゆえ 杯細胞が大きく ノトバイオート豚に単独接種しても病原性再現できない!毒素が原因か
ボレリアはダニ媒介性→ライム病 山でタケノコ取ったりするひと ボレリアが吸血を助けていたり共生関係 マダニの成虫はボレリアを垂直感染させない。マダニの虫卵は常に非感染で、どこかの段階でダニ体内に入る。感染ダニがいないと感染しない。神経、循環器関節炎とか全身性。

グラム陽性菌は問題が作りやすい
豚の連鎖球菌 スス病 豚の急性壊死性皮膚疾患 損傷部の接触感染 ワクチンある staphylococcus hyicusが豚のブドウ球菌症の中に入っている
Staphylococcus は耐塩性
腺疫 str. equi 海外から入りうる。馬同士が鼻とかで接触
Str. suis 豚の連鎖球菌 ワクチンある 神経症状 化膿性髄膜炎

芽胞はバチルス、クロストリジウム、アメリカふそ。炭疽が疑われたら解剖できない。クロストリジウムはショーベイとか含めたワクチンがある。バチルスはセレウスが食中毒。
クロストリジウムウェルシュはカレーとか中途半端な温度で増える。ボツリヌス←クロストリジウム。芽胞は生存戦略
豚は腸炎型とかあるし、牛より抵抗性ある。ファージ、アスコリ(試験管)、パール(ペニシリン追加)←他のバチルスから炭そ菌を区別するため。

赤ちゃんにはちみつあげると、体が反る、強直性痙攣。破傷風は馬のほうは感受性が高いけど、件数はウシのほうが多い。
気腫疽は数は少ない(筋肉病変)。クロストリジウムは偏性嫌気。土壌から、芽胞つくる。マウスに接種して検査、vitroだと嫌気性再現が大変。ワクチンある。
悪性水腫は原因となるクロストリジウム複数ある、septicum。気腫疽は若齢多いが悪性水腫は問わない。一応人獣で手術後の院内感染。
エンテロトキセミア c. perfringens
馬はトキソイドワクチンで破傷風予防されてる
破傷風は静かなところで GABAとか抑制を抑制する

グラム陽性無芽胞 リステリア 妊婦注意 破傷風は毒素が神経細胞に。リステリアは菌体自体が。ワクチンない。
豚丹毒 年2000 屠畜場法で殺処分 グラム陽性だけど古いと陰性に ワクチンで反応、副作用が出るのは細胞性免疫の証拠→善感反応 農場あたりの数が多い→変異株?

マイコバクテリウムは発育に時間かかる。微生物実習のは特別なやつ
コリネバクテリウムは放線菌だけどグラム陽性

ロドコッカスエクイ 
腎盂腎炎 もろ血尿 妊娠ストレスで雌、冬。上行性に侵入、尿管へ。コリネrenaleはCamp試験+→溶血が亢進する。衛星現象とごっちゃにしない。
ヤギ緬羊の仮性結核。バリカン入れるから創傷感染あり。corynebacteriumで結核mycobacteriumとは違う。ペストもyersiniaだけど結核という名。
牛の結核はm. Bovis 結核は数ヶ月単位の慢性 乾酪 ツベルクリンで反応(鼻根部)すると患畜として殺処分。←ワクチンないから。小川培地(23ヶ月培養)。未殺菌乳摂取で感染。開けてみないと分からないこと多い。免疫落ちると全身性に。リンパ節に肉芽腫。乾酪化凝固壊死
ヨーネはマイコバクチン添加ハロルド培地で34ヵ月
子牛が感染するが発症するのは大人になってストレス分娩。乳汁や糞便で。胎盤も。
マクロファージごと殺す必要。細胞性免疫を抑えている?

ボルデテラでケンネルコフ

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